今日は熱海の玄岳へ登ってきました。
稜線を走る道路「伊豆スカイライン」からだと20分くらいで登れる玄岳。
今回は玄岳ハイクコース入口のバス停から登ってきました。
バス停の標高は193m、山頂は799m。標高差は600m、なかなかの登り坂です。
新しい道標が設置されていました。
「くろたけ」濁らないんですね。
360°の展望の山頂
曇り空でしたが、富士山がうっすら見えていました。
玄岳は多賀火山のなごり。
多賀火山は、伊豆半島が本州に衝突した後、約80~30万年前に噴火した陸上大型火山。
当時の山頂は多賀付近にあり、標高1000m級の複成火山であったと言われています。
その多賀火山が風化侵食されて残ったのが玄岳というわけ。
ここからの景色は、伊豆半島が本州に衝突した後に噴火した富士山、愛鷹山、箱根などの火山が見渡せるジオサイトとなっています。
駿河湾と沼津アルプス
沼津アルプスは伊豆半島が海底火山だった頃のなごり
侵食されてギザギザと登りごたえのある山並みが続きます。
急な下りに掛けられたロープをつたって氷ヶ池へ向かいます。
凍っていない氷ヶ池
その昔はここから氷を切り出して運んでいたとか。
気温3℃でしたが、風も弱く穏やか。
ここでランチをとってのんびり下山してきました。
平日ですが、他に3組のパーティーとすれ違いました。冬は低山が人気ですね。
おつかれさまでした!