山で見かける落とし物のひとつに手袋(グローブ)があります。
つい先日の伊豆山稜線歩道を歩いている時にも、誰かが落とした手袋が枝にかかっていました。
手袋を落とした後、さぞかし手が冷たかっただろうなぁと心配しちゃいます。
かくいう私も以前5000円位した高級トレッキンググローブを片方なくした経験があります。
悔しくて、その後、私のグローブには全部ゴムを付けてあります。

名付けて『ゴムひもリーシュ
ゴムひもリーシュ

リーシュとは、何かが離れないよう繋ぎ止める紐のこと。
雪山登山の時には、専用のグローブリーシュをつけていますが、いくつも買うと高いし。
少し長すぎて手首周りに紐がごちゃついてうるさかったんです。
これはゴムなので、邪魔にならずに便利です。

ゴムひもリーシュの付け方
【用意するもの】
ゴムひも:25cmくらい×2本

100円ショップの髪結ぶゴムで十分です。
私は捨てる前の暖パンの裾のゴムなどを取っておいて再利用してます。

【取り付け方】
手首の小指側にゴムを通して結ぶだけ

ニットのグローブはペンなどの細いもので網目を開きゴムひもを通す。
フリースのグローブはフックやブランドのネームタグなどの間に通す。
要はゴムひもが通ればどこでもOK。

【グローブ着用時】
ゴムひもも一緒に手首に通してグローブの上に。
手袋着用時

【グローブ脱着時】
ゴムひもは手首に残す。
手袋脱いだ時_

これでグローブの紛失は防げます。
グローブをどこへしまったか焦って探しまくることもなくなります。
ただ、トイレで手を洗う時は肘ぐらいまであげないと水で濡らしてしまうのでご注意を。
ゴムひもがついていると、手にぶら下げるだけじゃなく、ザックのウエストベルトにつけたりも出来るしとっても便利です。

たった100円程度(もしくは家にあるもの)でストレスなく快適な登山が楽しめます。
こういうちょっとしたカスタマイズすると愛着が湧いて楽しいんですよね。
以上、ぴっころの快適登山術でした。