今日は「函南原生林」へ下見に行ってきました。
近いのになかなか行く機会に恵まれず、やっと来ることが出来ました。

函南町の水源涵養林として300年以上も手厚く保護された森林です。
そういえば、10年以上前に屋久島を訪れた時、現地のガイドさんに
「伊豆にも素晴らしい原生林があるでしょ」って言われた事を思い出しました。

森の中に入ると、足元には小さな花が所狭しと咲いていました。
タニギキョウ、ウシハコベ、ホウチャクソウ、ヤマルリソウ、ニリンソウやスミレもいっぱい。
コミヤマスミレの群生
コミヤマスミレ_P5010016


コチャルメルソウ
5ミリほどの小さなお花が咲いていました。
変わった形をしています。周りについた細いムカデのようなものが花びらです。
コチャルメルソウ_P5010023
名前の由来は、花のあとの実の形にあります。
茎が伸びた実の形が中国の楽器「チャルメル(チャルメラ)」に似ているから。
そうです、昔懐かしい?ラーメン屋さんが吹いていたラッパのことです。


樹齢700年や500年と言われるアカガシの巨木たちが迫力でした。
保護されているので、近づき触れることは出来ません。
でも、見ているだけでもパワーをもらえる気がします。
大ガシ_P5010070


鳥のさえずりを聞きながら歩く森の中、
ふと見上げるとブナやカエデなど、木々の新緑がとってもキレイでした。
新緑_P5010082


途中から雨が降り出し、雨で洗われた葉がキレイなハナイカダ。
葉の上にのっているのがお花です。
ハナイカダ_P5010118



学習の道_P5010102
まだまだ森から、自然から、学ぶことはいっぱいあります。
いろんな発見や気づきがいっぱいで、楽しい森歩きでした。