台風19号、並びに大雨による被災された方、謹んでお見舞い申し上げます。

先週末よりフィリピンのブスアンガへ行ってきました。
ブスアンガ?!ってご存知ない方もいらっしゃると思います。
ここ数年で野生のジュゴンが見られるということで注目を浴びているエリアです。

191020_エルリオイマール

マニラで飛行機を乗り継ぎ、ブスアンガで車とボートを乗り継いで、
滞在したのはエルリオイマールというホテル。
水上ではなかったけれど、真っ白なビーチにコテージが立ち並び、
ハネムーナーに人気のとっても素敵なホテルでした。

191021_リゾートホテル

          

到着翌日からダイビングへ。
初日は、野生のジュゴンが30頭ほど住んでいるディミパックアイランドへ。

中でも1頭だけフレンドリーなジュゴンが。
フレンドリーと言っても一緒に遊んでくれるわけではなく、
人目を気にせず無心に海草を頬張る、ただの食いしん坊さん。笑
1チーム最大4名で15分間、その食事を観察という形でした。
191021_ブスアンガ3
黄色いのはコガネシマアジの幼魚。
大型の魚にまとわりついてエサを得ている魚です。


5~6分に一度、息継ぎをしに水面に上がります。
水面にはスノーケルで観察している人たちがいっぱい。
191021_ブスアンガ2



その後のダイビングでは、人馴れしていないジュゴンに出会えるかも・・・
という夢は叶いませんでしたが、素敵な海が待っていました。
191021_ブスアンガ1
ムレハタタテダイ


ハナヒゲウツボ、英名リボンイール。
私自身、泳ぐ姿を見たのは初めてで、興奮しちゃいました!
191022_ハナヒゲウツボ



大きなアオウミガメ。
191022_カメと一緒に


2日目はフィリピン最大のサンゴ礁アポリーフへ。
ミンドロ島とブスアンガのちょうど中間にあるエリア。
ダイビングクルーズで訪れるエリアですが、片道3時間かけて日帰りで行くことが出来ました。
191022_アポリーフ

マリンパークとなっていて、この島にはセキュリティガードが10人ほど住んでいるそう。
入海料が2940ペソ(約9000円)
なかなかな値段ですが、それだけ大切にしているってことですね。


潜ってみると抜群の透明度、青い海が待っていました。
ドロップオフにはカスミチョウチョウウオやアカモンガラの群れ。
流れに身を任せていると、クマザサハナムロやウメイロモドキの群れ、
ときには、イソマグロやホワイトチップ(ネムリブカ)が通り過ぎます。
191022_カスミチョウチョウウ



リーフの上には、ギンガメアジやバラクーダの群れ、ナポレオンもいました。
192022_ギンガメアジ
フィリピンでこんなに透明度が良く、魚影の濃い海があるとは知りませんでした。
ホント、早起きして来てよかった♪


最終日は、レックダイビングのポイント、旭山丸(きょくざんまる)へ。
第二次世界大戦中に沈没した日本の輸送船が海底に横たわっていました。
船体には湯のみ茶碗などの瀬戸物が割れて散乱し、日本の船だなぁということを実感しました。
191023_旭山丸



お世話になった現地ガイドさんと。
191022_現地のガイドさんと
ずっといい天気に恵まれた、フィリピンの魅力再発見のツアーでした。
ありがとうございました。