ぴっころ日記

伊豆のダイビング&トレッキングガイド「ぴっころ♪」のひとりごとです。

伊豆の海・山あそびは、ダイビング&トレッキングぴっころにお任せ!
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2023年06月

富士山研修

今週末の7/1より山梨県側のルートは山開き。
いよいよ富士山の登山シーズンが始まります。
例年6/25は登山道の除雪作業を行う日。
今年は雪が少なく登山道の除雪作業は中止、ということで登山道の下見&足慣らしで登ってきました。

下界は雲の下
雲の上_DSC_8385

七合目の岩場にて。
足元にはツガザクラやイワヒゲがひっそりと咲いていました。
ツガザクラ_イワヒゲ1


朝焼け
ご来光の出る前の雲の色が私は好きです。
朝焼け_DSC_8391

朝日が上がると、雲が何層にもなって不思議な景色。
朝日_DSC_8410

富士山頂の噴火口には、まだたっぷり雪が残っていました。
山頂ぼ噴火口_DSC_8413
今シーズンは何回ここに来れるでしょう。

梅雨空ダイビング

今日は梅雨前線が戻ってきて曇のち雨の天気となりました。
東よりの風が強まる予報だったので、八幡野で潜ってきました。
八幡野_P6220073


気温22℃、水温19~22℃、透明度が5~10mと少しスッキリしない海の中。
太陽光線が差し込まないこともあり、モノトーンの世界。
魚の群れ_P6220074

こんな時は水中ライトがあると、カラフルに変わります。
トラウツボとオトヒメエビ
トラウツボ_P6220092

アオウミウシ
アオウミウシ_P6220095

ジャパニーズピグミーシーホース
タツノオトシゴの仲間です。
ジャパニーズピグミーシーホ

水中ライトで岩の下を覗くと、ホウセキキントキがいました。
目からビーム光線が出ているみたい。
他にもイセエビも数匹、岩陰に隠れていました。
ホウセキキントキ_P6220093
雨に降られる前にと、サクッと2ダイブしたのですが、着替え終わる前に雨が降り出してしまいました。
お店でログブックを記入したあと、ゲストさんはお帰りになりました。
あいにくの天気の中、ご来店ありがとうございました。

見どころいっぱい滝子山

大月市にある滝子山に登ってきました。
この日も梅雨の中休みで、天気は曇り時々はれ。
標高差はおよそ1000mと登り甲斐のある山ですが、暑すぎず爽やかな森歩きとなりました。

登山道_P6200207

沢沿いを橋を渡ったり、飛び石の上を歩いて渡ったりしながらジグザグ登っていきます。
沢沿いの登山道_P6200210

「甘い香りがする~」「エゴノキに似たお花がいっぱい」
ハクウンボクの花の絨毯_P620

その正体は、ハクウンボクのお花でした。
ハクウンボク_P6200239

時おり霧(ガス)が上がってきて、木々に潤いを与えていました。
カラマツの葉先についた水滴がキレイ♪
カラマツに水滴_P6200278

沢沿いの登山道脇にはクリンソウのお花が残っていてくれました。
お花の色がピンクからサーモンビンクに薄くなり、種になっている株も。
花から種へと変化が見られて良かったです。
クリンソウ_P6200282
クリンソウ_P6200245
クリンソウの実_P6200241


登り始めから4時間ほどで、滝子山の山頂到着!
残念ながら、富士山は雲の中。またの機会にリベンジしましょう。
頂上にて_P6200287

山頂にいっぱい咲いていたハナヒリノキ。有毒植物。
ハナヒリとはくしゃみのことで、その昔、葉を粉にして殺虫剤として利用いたそう。
その粉が鼻に入るとくしゃみがでることからついた名前。
ハナヒリノキ_P6200286

ヤマツツジもまだ少し残っていてくれました。
ヤマツツジ_P6200292

足元に落ちている花を見つけては、頭上を見上げ花を探します。
真っ白な白いお花がぶら下がっていたのは、オオバアサガラでした。
オオバアサガラ_P6200303

フカフカの落ち葉から顔をだしていたのは、ギンリョウソウ。
葉緑素を持たないので光合成をせず、栄養は菌類からもらっている従属栄養植物です。
ギンリョウソウ_P6200299

白い椿は、ナツツバキ。
ナツツバキ_P6200324

林道脇に生えていたサワギク。
なんだか細くて可憐な印象でした。
サワギク_P6200334
渡渉や滝があったり、砂の斜面があったり、緑豊かなブナやミズナラの森があったりと
変化のある景色や新しい発見いっぱいで、楽しい山歩きとなりました。
ありがとうございました!

梅雨の中休みの金峰山

6月10日の金峰山が満員で参加できなかったゲストさんのリクエストで金峰山へ。
ちょうど梅雨の中休みとなり、夏空の下気持ち良い稜線歩きを楽しむことが出来ました。

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大弛峠俯瞰図


シラビソやコメツガの樹林帯を進みます。
ところどころに立ち枯れて縞枯状態になっています。
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高木の足元でわずかな光をとらえようと両手をいっぱいに広げたシラビソの幼木。
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10日前のバイカオウレンは咲き終わり種となり、ミツバオウレンへと花が変わっていました。
季節のうつろいを感じます。
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森林限界を越えると、背の低いハイマツ帯。
富士山は雲の向こうに隠れていましたが、瑞牆山や八ヶ岳の展望は良かったです。
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金峰山のシンボル五丈岩の前で、ハイチーズ!
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山頂では、イワカガミが満開となっていました。
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コガラやメボソムシクイ、ホシガラスなどのさえずりを聞きながら来た道を引き返しました。
途中で出会ったホシガラス。
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ご参加ありがとうございました。

脳トレダイビング

雨の中休み、晴れて絶好のダイビング日和の今日。
伊豆海洋公園で潜ってきました。
毎月来てくださるゲストさん、いつも有難うございます!
先月よりも気温も水温も上昇し、夏が近づいていることを肌で実感されていました。

IOP_DSC_8375


今日もミッションラリーのお題をいくつかクリアして来ました。
寿司ネタになっている生物→イシダイ
イシダイ_P6170004


名前が10文字以上の生物→ホオジロゴマウミヘビ
ホオジロゴマウミヘビ_P61700


群れている生物→メジナ
メジナの群れ_P6170061

水中で文字数をカウントしたり、クイズに答えたり、まるで脳トレ!めっちゃ楽しいです。
伊豆海洋公園で潜ってぜひミッションラリーに参加して見てください!

お花いっはい金峰山

五丈岩_P6100212
奥秩父の名峰、金峰山トレッキングを実施しました。
標高2599mの金峰山へ、大弛峠からのピストンで登ってきました。
大弛峠は標高2365メートル、日本で一番標高の高い車道峠です。

ルリビタキやメボソムシクイなどのさえずりを聞きながら、
オオシラビソやコメツガなど亜高山帯の常緑針葉樹林帯を歩きます。
樹林帯_P6100199


展望の良い岩場の稜線歩き。足元に注意し、慎重に歩きます。
岩場_P6100194


林床にはミヤマカタバミやヒメイチゲがひっそりと咲いていました。
ミヤマカタバミ_P6100191
ヒメイチゲ_P6100192


大弛峠からは朝日岳、鉄山とアップダウンを繰り返します。
進むにつれて、森の中にはハクサンシャクナゲがいっぱい。
蕾がいっぱいついていました。開花はあと1ヶ月くらいでしょうか。
ハクサンシャクナゲ_P6050087


森林限界を超えると雲の上。富士山を眺めるみなさん。
雲の上_P6100200


森林限界の上はお花畑。
NHKの朝の連ドラ「らんまん」の影響で、今年人気のバイカオウレン。
バイカオウレン_花畑_0234


金平糖のよう、小さくてカワイイ、ミネズオウ
ミネズオウ_P6050073


キバナシャクナゲは見頃を迎えていました。
森林限界より上の植物たちは風に耐えるよう、地を這うように成長します。
キバナシャクナゲも背が低く、地面から生えているような株もありました。
キバナシャクナゲ_P6100225
キバナシャクナゲ_P6050063


イワカガミが咲き始めていました。
低い山では5月上旬に見頃を終えているので、標高の高さを感じます。
イワカガミ_P6100214


金峰山のシンボル、五丈岩。
五丈岩_P6100212

花崗岩の奇岩と高山植物を愛で、気分は北アルプス。
富士山や八ヶ岳の展望もあり、暑すぎず寒すぎず、快適な金峰山トレッキングでした。
高山病の症状で軽い頭痛があったりしましたが、皆さん無事に完歩することができました。
ご参加いただきありがとうございました!

追伸。リクエストにより、6/19(月)にも金峰山に登ります。

登山にはアミノバイタル

ここ最近、タンパク質を摂りましょうというCMや番組をよく見かけます。
人間の体は60%が水分。
水分以外の1/2がタンパク質。
筋肉だけでなく、肌や爪、髪もタンパク質。
タンパク質は20種類ものアミノ酸で出来ています。
タンパク質(アミノ酸)が不足すると、体は筋肉を分解して消費してしまうのだとか。
私も毎日の食事でできるだけタンパク質を摂るよう心がけています。
でも登山中には、なかなか効果的に摂るのが難しいので、アミノバイタルがおすすめです。

アミノバイタルと登山中に私が食べている食品たち
登山で食べてるもの_0603

アミノバイタルとは、アミノ酸がいっぱいの栄養補助食品。
ゼリーや粉末で、手軽にカロリーを気にせずアミノ酸が摂れるんです。
体力がない方、スタミナが欲しい方、最後まで怪我なく下山したい方、翌日に疲れを残したくない方
などなど是非お試しください。
登山が快適に楽しくなりますよ。
当店は、味の素のアミノバイタルのサンプリング活動に協力しています。
数には限りがありますので、ご了承ください。
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