ぴっころ日記

伊豆のダイビング&トレッキングガイド「ぴっころ♪」のひとりごとです。

伊豆の海・山あそびは、ダイビング&トレッキングぴっころにお任せ!
URL http://www.sts-pikkoro.com

2022年12月

潜り納め@IOP

お正月ツリー_PC310227
2022年の潜り納めは伊豆海洋公園にてナイトダイブまで潜ってきました。
まもなく新しい年が開けるということで、紅白歌合戦を聞きながらのブログ更新です。

伊豆海洋公園内のお正月飾り。
開運ならぬ海運とは、上手いですね。
来年もいっぱいいい海に潜れますように。
開運_DSC_7504

海の中はキビナゴの乱舞
キビナゴの乱舞_PC310214

イロカエルアンコウ
イロカエルアンコウ?PC31020

水中にも「おしょうがツリー」
お正月ツリー_PC310227


水中ライトの光が幻想的なナイトダイビング
ナイトダイブ_PC310286
魚が黒っぽい体色になって寝ていたり、夜行性の生物が出てきていたり、
キラキラとホタルのような夜光虫を見たり…昼間の海とは違った世界を楽しんで来ました。
ということで、2022年もあと数時間。
皆様、本年もお世話になりました。良いお年をお迎えください。

今日もいい海でした@ヨコバマ

寒波がゆるんで陽だまりはポカポカ陽気となった今日は富戸で潜ってきました。
水温は16℃台となり、少しずつ海の中も冬らしくなってきました。
冬らしいというのは、南方系の魚たちが巣穴から顔を出さなくなったり、
イソギンチャクの布団の中にくるまっていたり、そんな姿のことを言います。
冬は空気が澄んで景色がくっきり見えるように、海の中も透明度が上がります。
そんな青い海の中、水中散歩を楽しんで来ました。

浅場で漂うナンヨウツバメウオの三兄弟
ナンヨウツバメウオ_221228


薄紫の海綿の前にいたコガネスズメダイ
まるで、自分が映える場所がわかっているかのよう。
コガネスズメダイ_221228


こちらはイバラタツ
真っ赤なヤギのそばにいましたが、この赤はストロボが当たっているから見える赤。
赤はライトを当てないと茶色に見えるので、このイバラタツは自分に似た色のところに隠れているつもり。
イバラタツ_221228


小さなイロカエルアンコウ
2cmほどの大きさで、岩の上を歩いていました。カワイイ
イロカエルアンコウ_221228


ウツボの上にクリアクリーナーシュリンプ、透明のエビです。見えるかな?
せっせとクリーニングして寄生虫を食べてあげています。海の中の垢すり屋さん。笑
クリアクリーナーシュリンプ_


2本目は浅い方で魚の群れに囲まれ、いい気持ち。
クロホシイシモチやハタンポ、アカカマス、マアジなどが群れていました。
魚の群れ_221228

三保の松原

2022年もあとわずか。
来年の手帖への切り替えもあって、今年の手帖を見返す機会がありました。
最初のページに書いたやりたいことリスト、書いたまま見返してなくてそのままんま。
一年も終わりが近づき、久しぶりに見返すと、「あ、ココに行ってみたかったんだ」
自分が行きたいと思っていたことも忘れていた始末。
ということで、急遽やりたいことリストを達成するべく、行ってきました。

三保の松原からの富士山
三保から富士山_


天女の羽衣伝説があり、約3万本の松が生い茂る浜
松_DSC_1989

富士山の世界文化遺産登録の構成資産25のうちのひとつ。
これで25の構成資産が制覇できました。
DSC_1966


初夢に見ると縁起が良いとされる「一富士、二鷹、三茄子」
駿府城にいた徳川家康が、この世で高いものとして、
「一は富士山、二に愛鷹山、三に初茄子なり」と言ったという説があります。
諸説ありますが、私はここから見た景色で納得でした。
富士山の右横に並ぶ愛鷹山
一富士、二愛鷹山

このあと「ふじのくに地球環境史ミュージアム」へも行って来ました。
この日、思い立ったが吉日と、2022年やりたいことリストの2つがクリア。
手帖は書きっぱなしでなく、見返すことが肝心ですね。

雨のち晴れ

雨のち晴れという天気予報を信じてやってきたゲストさんと富戸のヨコバマで潜ってきました。
天気予報は早まったり遅れたりしますが、今日は少し遅れ気味。
1本目は雨のぱらつく中、少し風波のある海へのエントリーとなりました。

富戸の海にはミノカサゴがいっぱいいます。
背びれに毒を持つせいか強気でダイバーにもすり寄ってきます。
ミノカサゴ_PC220129


砂地にはスナイソギンチャク。
はじめミノカサゴかと思ったと、ゲストさん。確かに似てますね。
イソギンチャク_PC220139


富戸の海の中にもクリスマスツリー
富戸のクリスマス--_PC22012

こちらはイバラカンザシ、ゴカイの仲間。
英名はクリスマスツリーワーム。ワームは虫のこと。
イバラカンザシ_PC220128


青空になったのは2ダイブ目、水中から見あげた空
水中から見た空_PC220177


午後にはすっかり晴れて青空になりました。
221222_富戸
透明度:10~15m
水温:17℃

クリスマスムード満点の海

今日はクリスマスムード満点の伊豆海洋公園(IOP)で潜って来ました。
冬型の気圧配置で西風がビュービューと来れば東伊豆の海はGOODコンディション。
園内にはあちこちにクリスマスデコレーション。
サンタやトナカイにコスプレして潜るダイバーさんもいっぱいいました。
IOP_-PC190057


最高気温8℃の今日、海の中の水温は18℃。
透明度も10~15mと、青い海が広がっていました。
キラキラ_PC190003


ダイバーの永遠のアイドル、クマノミの赤ちゃん♪
クマノミ_PC190028


今年のクリスマスツリーとゲストさん
水中ツリー_PC190064

クリスマスツリーの飾りのミラーボール
ミラーボール_PC190069
毎年ここに映る姿を見るのが何気に好きな私。
水中で鏡を見ることってないし、なんだか水中という別世界にいることを実感します。


最後に見つけたトナカイくん。
ご褒美のお菓子をもらって帰ってきました。
トナカイみーつけた_PC190087

クリスマスは今週末ですね。
クリスマスダイブのご予約お待ちしております。

ゴムひもリーシュ

山で見かける落とし物のひとつに手袋(グローブ)があります。
つい先日の伊豆山稜線歩道を歩いている時にも、誰かが落とした手袋が枝にかかっていました。
手袋を落とした後、さぞかし手が冷たかっただろうなぁと心配しちゃいます。
かくいう私も以前5000円位した高級トレッキンググローブを片方なくした経験があります。
悔しくて、その後、私のグローブには全部ゴムを付けてあります。

名付けて『ゴムひもリーシュ
ゴムひもリーシュ

リーシュとは、何かが離れないよう繋ぎ止める紐のこと。
雪山登山の時には、専用のグローブリーシュをつけていますが、いくつも買うと高いし。
少し長すぎて手首周りに紐がごちゃついてうるさかったんです。
これはゴムなので、邪魔にならずに便利です。

ゴムひもリーシュの付け方
【用意するもの】
ゴムひも:25cmくらい×2本

100円ショップの髪結ぶゴムで十分です。
私は捨てる前の暖パンの裾のゴムなどを取っておいて再利用してます。

【取り付け方】
手首の小指側にゴムを通して結ぶだけ

ニットのグローブはペンなどの細いもので網目を開きゴムひもを通す。
フリースのグローブはフックやブランドのネームタグなどの間に通す。
要はゴムひもが通ればどこでもOK。

【グローブ着用時】
ゴムひもも一緒に手首に通してグローブの上に。
手袋着用時

【グローブ脱着時】
ゴムひもは手首に残す。
手袋脱いだ時_

これでグローブの紛失は防げます。
グローブをどこへしまったか焦って探しまくることもなくなります。
ただ、トイレで手を洗う時は肘ぐらいまであげないと水で濡らしてしまうのでご注意を。
ゴムひもがついていると、手にぶら下げるだけじゃなく、ザックのウエストベルトにつけたりも出来るしとっても便利です。

たった100円程度(もしくは家にあるもの)でストレスなく快適な登山が楽しめます。
こういうちょっとしたカスタマイズすると愛着が湧いて楽しいんですよね。
以上、ぴっころの快適登山術でした。

伊豆山稜線歩道・歴史の峠と草原コース

ゲストさん_PC153239
今日は先週の続きで、伊豆山稜線歩道を歩いてきました。
伊豆山稜線歩道は3つに分けて天城峠から仁科峠が『森林コース』、
仁科峠から船原峠が『歴史の峠と草原コース』、
船原峠から修善寺自然公園までが『富士山と駿河湾展望コース』と呼ばれています。
今日は仁科峠から伽藍山まで距離にして約12kmの道のりを歩いてきました。
仁科峠_PC153193
気温0℃、風速5m、ってことは体感温度はマイナス5℃。
今日は歩いてもなかなか身体が温まらず、ニット帽の上にジャケットのフードも被って歩きます。
薄い布一枚でも風を遮ると耳が温かく快適でした。

宇久須峠でグライダーを飛ばしている人がいました。
風がないと飛ばないんだそう。
向かい風に向かって投げて、その後はリモコンでアクロバット飛行させて楽しんでいました。
下の画像の中央に写っているのがグライダーです。わかるかな?
飛行機_PC153202


次第に晴れて青空に。
まだ散らずに残った紅葉がキレイでした。
紅葉_PC153224


葉が落ちた後は実がよく目立ちます。マユミの実。
マユミの実_PC153229

悲しい言い伝えのある南無妙峠、吉奈峠、船原峠とアップダウンの繰り返し
もうすぐゴールの伽藍山近く笹原の間の道を歩くゲストさん。
ゲストさん_PC153239


最後に、ステキな富士山の姿が今日のご褒美となりました。
魂の山と富士山_PC153247
お疲れ様でした。

白銀の三国山縦走

今日は山中湖のパノラマ台から篭坂峠まで三国山を縦走、
青空の下富士山を見ながらの稜線歩きを楽しんで来ました。

昨夜、伊豆では雨が降ったのですが、山中湖では雪が降ったようです。
辺りは一面銀世界となっていて、思いがけずスノートレッキングとなりました。
真っ白な鉄砲木の頭_PC123105


雪がついた木の幹はまるで白樺みたい
白樺みたい_PC123124


雪の上にはいろんな動物たちの足跡がいっぱいでアニマルトラッキングも楽しめました。
こちらはうさぎの足跡
うさぎの足跡_PC123129


富士スピードウェイのモーター音や自衛隊の大砲の音を聞きつつ、雪の上を歩きます。
白銀の世界_PC123165

白く雪化粧をした木々の枝が青空に映えてうっとりするほどキレイでした。
樹氷_PC123166


立山展望台からの富士山
スタート地点でみた富士山とは形が変わり、向かって左側に宝永山のコブが見えています。
ずいぶん歩いてきたんだなぁと実感。
立山展望台より_PC123184
今日は、鉄砲木の頭(明神山)、三国山、楢木山、大洞山、畑尾山、立山と距離にして10km
富士山ロングトレイルのピークを6つ踏破、お疲れ様でした!

粗大ごみ回収登山@パノラマ台

先日、ふじさんゼロゴミアクションの活動でパノラマ台の粗大ごみを撤去して来ました。
その日の最大のゴミはこちら。
10年ほど前まで使われていた簡易トイレ。
トイレ
くくりつけ中


解体して総勢7名で2往復して撤去しました。
大物を担いだみなさん。
解体して下山

ゴミを背負って下山_

日中、被っていた笠雲がとれた富士山
いつもゴミ拾いの最後にはきれいな富士山が顔をだしてくれ、
なんだか富士山に「ありがとう」と言われている気がして嬉しくなります。
お疲れ様でした。
パノラマ台からの富士山

伊豆山稜線歩道~天城峠から仁科峠

今日は伊豆在住のゲストさんと伊豆山稜線歩道を歩いてきました。
今年の春にNHKの「にっぽん百名山」で紹介されたこのルート。
百名山に選ばれている山ではないけれど、伊豆の魅力が詰まった良いトレイルです。
今日は旧天城トンネルから仁科峠まで約13kmを歩いてきました。

昨夜からの雨もようやく止んだ頃にスタート。
木々は潤い、しっとりとした霧の中、神秘的な森歩き。
光のシャワー_PC063039

雨上がりだから見られるシーンにうっとり。
水滴_PC062999

毛並みのよい苔は、通称イタチのしっぽ。
なるほど、触ってみるとふさふさと動物の毛皮のようです。
イタチのしっぽ_PC063007


足元にはヒトデ?!
のようなキノコ、ツチグリ。変わった形ですね。
真ん中の丸い部分に水滴が落ちると、中央の小さな穴から胞子を吹き出します。
ツチグリ_PC063012

今日一番の急登のあとたどり着いた三蓋山(みかさやま)
ブナの巨木が群生する広々とした山頂でランチとしました。
三蓋山_PC063027

森のとろろ昆布?!
サルオガセの仲間(地衣類)がいっぱいぶら下がっていました。
サルオガセ_PC063062

本日の最高地点は猫越岳(ねっこだけ)1034m
その猫越岳の山頂付近にある池。真冬になると凍りついたシーンが見られます。
猫越岳の池_PC063069

アセビの蕾がピンク色になりちょっぴりふっくらしてきました。
アセビの蕾_PC063070

ゴールの仁科峠はもうすぐ。
ふと見ると、雲の上には富士山が顔を見せてくれました。
本日最初で最後の富士山の登場になんだかとっても嬉しくなった私たちでした。
笹原の中を行く_PC063090
お疲れさまでした!

富士山へ続く道

今日は伊豆山稜線歩道を歩いてきました。
戸田峠から達磨山、小達磨山、金冠山を経てだるま山高原レストハウスまで。
稜線歩きは、西風が強く、帽子が飛ばされないように注意が必要です。
でも、その強風のおかげで雲が吹き飛び、ずっとこの景色。
富士山へそのまま続いているような最高の稜線歩きでした。
稜線歩き_達磨山から富士山へ
これからの時期は伊豆山稜線歩道、オススメです。

2022/12/12(月)立山~鉄炮木の頭

富士山の周りには隠れたいい山がいっぱい。
近年、富士山ロングトレイルと名付けられ注目を浴びています。
ぐるっと数えるとピークの数は50もあり、全部踏破を目指すのも楽しいものです。
今回は、その中でも比較的歩きやすい6座を縦走します。
スタートは静岡県と山梨県の県境にある篭坂峠からパノラマ台まで。
山中湖と富士山_鉄炮木
山中湖と富士山

歩く山 立山~鉄砲木の頭(最高峰:大洞山1,383m)
距離/標準コースタイム
約9.5km / 4時間35分
累積標高差上り 682m / 下り 674m    
集合場所/時間JR御殿場駅   8:45
道の駅すばしり 9:15
解散場所/時間  道の駅すばしり 16:00
JR御殿場駅   16:30
ガイド料金  7,800円  
料金に含まれるもの  ガイド料、保険料


富士山まわりの山々

金太郎伝説の金時山へ

12月のはじまりと共に今季一番の寒気が入って冷え込んだ今日は金時山へ登ってきました。
金時山は箱根山カルデラを囲む外輪山の中で最も高い山で標高は1212m。
金太郎伝説で知られ、あちこちに金太郎ゆかりのものがあり楽しい山歩きです。

登山口の公時(きんとき)神社。
ご祭神は坂田公時。平安後期の源頼光の四天王の一人で幼名を金太郎。
力持ちでクマと相撲をとったとか。
公時神社_PC012948


金時宿り石
まるで炭治郎が修行で切った岩みたい(鬼滅の刃を見た人はわかりますよね?)
金時宿り石_PC012950

登山道を登ること約2時間で山頂へ。
富士山の眺望が自慢の山頂のはずが…真っ白。残念な金時山山頂でした。
金時山山頂_PC012966

山頂の気温は5℃。
山小屋で熱々のきのこ汁を注文し温まりました。
きのこ汁_PC012963

おまけでもらった金太郎飴、なつかしい!
金太郎飴_PC012964
ちなみに小豆を甘く似たのを金時豆って言いますよね。
金時豆は金太郎からきていて、金太郎の顔が赤いことからついた名前だそう。
そして、坂田公時の子供が坂田金平。
こちらは、キンピラゴボウの名前の由来になっています。
ゴボウを食べると精がつくことで、金平のように強くて丈夫になれると言われていたとか。
親子そろって名前が身近な食べ物につけられた人気者ですね。


長尾山への稜線歩きをへて乙女峠へ。
そして乙女口へと下り今日のトレッキングは終了しました。
稜線歩き_PC012971

12/18(日)にも金時山トレッキング開催します。
参加者募集中です!
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