ぴっころ日記

伊豆のダイビング&トレッキングガイド「ぴっころ♪」のひとりごとです。

伊豆の海・山あそびは、ダイビング&トレッキングぴっころにお任せ!
URL http://www.sts-pikkoro.com

2022年07月

青い海、青い空

今日はファンダイビングのガイド、伊豆海洋公園で潜ってきました。
青い海、青い空、夏真っ盛りの海日和。
海洋公園は磯プールで親子連れに人気のポイントです。

IOP_-P7311474


気温33℃、海に入る前にウエットスーツですでにうだるような暑さ。
海の中は水温25℃、水底は20℃。ひんやりとめっちゃ気持ちよかったです。
中層は魚の群れがいっぱい、イワシやタカベの群れがキレイでした。
イワシ_P7311497
タカベ_P7311506


ゲストさんの隣に写っているのはイシガキフグ。
まるでバディのように隣に居座っていました。
イシガキフグ_P7311515

他にも、セナキルリスズメダイ、サクラダイ、レンテンヤッコ、ハナアナゴ、
イネゴチ、ツマグロハタンポ、コケギンポ、コブダイ、アオブダイ、クマノミなどを観察して来ました。
やっぱり海も良いですね~。明日はスノーケルです!


初めての富士登山

下山開始_P7301737
またまた富士登山のガイドに行ってきました。
今回のゲストさんは、初めての富士登山に挑戦の女性2名の貸切プライベートガイドでした。
天気は晴れ、風もなく、絶好の富士登山日和のコンディションでした。


砂地を登り
砂の登山道_P7291689


岩場を登り
岩場_P7291698


満点の星空と夜景を見ながら夜間登山をし
夜間登山_P7301715


4:40山中湖の向こうから上がる朝日を待ち
御来光_P7301719


一番苦しい最後の岩場、頂上まであと150m。
ゆーっくり登っているのに、苦しい呼吸。
それは、まるで心臓をぎゅーっと握りしめられているかのよう。
最後の岩場_P7301726


そんな中、一歩一歩諦めずに進むと、吉田口頂上到着!
ゲストさんの感動の涙に、私も感動しちゃいました。
頂上到着_P7301733
登頂おめでとうございます!
『小さな一歩の積み重ねが大きな事を成し遂げる』ということを教えてくれます。


下山での体力消耗も考慮し、今回はお鉢めぐりは断念。
頂上は折り返し地点、安全に自分の脚で下山することがゴールです。
下山開始_P7301737


地味にキツイ、最後のゆるやかな登り。
最後の登り_P7301750
登頂証明書_P7301753
ゴール地点で登頂証明書を授与。本当にお疲れさまでした!

先週は常念岳へ

先週は北アルプスの常念岳へサブガイドで登ってきました。
北アルプスの中でも比較的登りやすい常念岳。
コロナで宿泊予定の山小屋が突然休業となり、縦走ではなくピストンの往復コースとなりました。

常念岳は、槍ヶ岳から穂高岳の大展望が見られるこで人気。
道標の先、遠くに見えているのが槍ヶ岳です。
常念岳_P7241444


大天井岳(おてんしょうだけ)への往復ではお花がいっぱい。
イワギキョウの花。
イワギキョウ_P7241452


高山植物の女王、コマクサ。
奥に写っているどっしりとした山が常念岳。
コマクサ_P7251494


雪渓とチングルマのお花畑。
雪渓とチングルマ_DSC_0993


ハナヒリノキの実はまるで切子模様のビーズみたい。
ハナヒリノキの実_P7251485


富士山に多いオンタデに似ている、オヤマソバ。
同じくタデ科の高山植物です。
オヤマソバ_P7251487


黒いつぼみが印象的なクロトウヒレン。
アザミの仲間で開くとウスムラサキ色になります。
クロトウヒレン_P7251568


ピンク色が可愛い、タカネヤハズハハコ
タカネヤハズハハコ_P7251530



3日目の朝、常念乗越から御来光を拝むことができました。
常念小屋からの御来光_DSC_10


下山途中もお花いっぱいで、名前が覚えきれません。苦笑
これは、センジュガンピの花
センジュガンピ_P7241399

他にも、雷鳥の親子やホシガラスやイワヒバリを見かけたり、熊出没のニュースもあったり…、
といろんな自然との出逢いを楽しんで来ました。

涼しい海の中

午前中は雨がザーッと降ったり止んだり。
次第に青空が広がり、昼頃にはセミの大合唱がはじまりました。
そんな夏本番の今日は富戸で潜ってきました。

ヨコバマのエントリー口にて
富戸_P7271472


水中から水面を見上げると、吐いた泡がサイダーがはじけるようで涼しげでした。
水中世界_P7271435


透明度:10~12m
水温:20~22℃

今日の頂上はココ

去年に引き続きプライベートガイドのご用命で母娘さんと富士登山でした。

スバルライン五合目、小御嶽神社の鳥居の前にて
P7211114


五合目付近はハクサンシャクナゲが満開。
P7211134
落ちた花、よく見ると白にピンクのラインがかわいい♪
P7211132

クルマユリもアチコチで咲き始めました。
P7211123


七合目の岩場を登り、気づくと雲の上。
P7211161

七合目、東洋館の前にて。
P7221174

去年はこれ以上はないほどの晴天に無風の最高のコンディションの中、お鉢巡りまでされた母娘さん。
今年は昨夜からの強風が吹きやまず、頂上アタックは断念。
自然の力にはかないません。
という事で、今年の頂上は東洋館。
頂上に立つことよりも無事に元気で家に帰ることの方が大事ですもんね。

また来年一緒に登れるのを楽しみにしています。

P7211144
ムラサキモメンヅル

お花いっぱい富士登山

雲の隙間に御来光_P7161063去年、大雨によるスバルライン通行止めで止む無く中止となった富士登山。
そのリベンジでのプライベートガイドでした。

早々に梅雨明けした2022年の夏。
絶好のコンディションかと思いきや、あいにく雨の中のスタートとなりました。
水たまり_P7150962
富士山にはめずらしく大きな水たまりの出来た登山道

お花好きのゲストさん。
登山道脇のいろんな花を愛でながら歩いて行きました。
ミヤマオトコヨモギ
ミヤマオトコヨモギ_P7150965


六合目の森林限界を超え、砂礫地に真っ先に生えるパイオニア植物
よく似たタデ科の植物2種、オンタデ(左)とイタドリ(右)
オンタデとイタドリ_P7161099
オンタデは根っこが長く、崩れやすい富士山の杭の役割をしています。


登山道から10mほど離れたところにコマクサを発見!
コマクサ_20220715_150934
前回の富士登山からピンクの花が気になっていたのですが、
私のカメラでは撮れず…今回ハッキリとコマクサと分かりました。
(画像提供:KKさま)
貴重な画像ありがとうございます!


七合目、東洋館直下の岩場をよじ登ると一日目は終了。
岩場_P7151036


2日目は、午後から風が強くなる予報だったので早めに行動開始。
1:30出発。立ち止まると富士吉田の街明かりがキレイ。
夜景_20220716_030803
(画像提供:KKさま)


本八合目(3450m)にて御来光まちの休憩。
雲の隙間に御来光_P7161063
雲の隙間から出御来光は、またすぐに雲の中へ。
このあと雨が降り出し、本当に一瞬の貴重なシーンでした。


標高が高くなるにともない、苦しくなる呼吸。
そんな時、足元にひっそりと咲くイワツメクサに励まされます。
イワツメクサ_P7100850


あとたった200m、されど200m。一番苦しい頑張りどころです。
あと200m_P7161077


山頂の噴火口前にて。
左後ろの雪がかわいいハート型。
山頂の火口前_P7161087
頂上の神社に参拝をし、ミニ金剛杖に杖印を頂きました。
おひとりのゲストさんは70歳で登頂ということで、登頂記念の記帳をし、記念品を頂いて来ました。
登頂おめでとうございました!

ハクサンシャクナゲ_20220716
(画像提供:KKさま)

富士山で見られた花
ハクサンシャクナゲ、フジハタザオ、ミヤマハタザオ、コケモモ、ベニバナイチヤクソウ、イワヒゲ、タヌキラン、ミヤマハンショウヅル、イワオウギ、ムラサキモメンヅル、タカネバラ、ミヤマオダマキ、ネバリノギラン、ヤハズヒゴダイ、シロバナノヘビイチゴ、などなど
意外とお花いっぱいな富士登山でした。

220710富士登山プライベートガイド

山頂_P7110907
富士登山2022。
7/10に静岡県側の登山ルートも山開きをし、富士山の全ルートが開通しました。
今年はいったいどんな自然のドラマを見せてくれるのか、とっても楽しみです。

この日は姉妹さんとお友達の5名様貸切のプライベートガイドでした。
スバルライン五合目の登山道入り口にて、元気に頑張るぞー!おー!
スタート_P7100810


一歩一歩と歩みを進めていくと、次第に雲の上に。
雲の上_P7100828


登山道脇にひっそりと咲いているフジハタザオ。
富士山の固有種で、冬でも葉を枯らさない珍しい植物です。
フジハタザオ_P7110930
他にもイワツメクサ、コケモモ、イワヒゲなどの花も見かけました。


ゆっくり時間をかけて、七合目の東洋館に到着。
おつかれさまでした!
東洋館到着_P7100862

チェックイン後、夕食を食べて仮眠。
よく眠れた方も、眠れなかった方も、深夜1:30に小屋を出発。
満点の星空と夜景、うっすらと明けてくる空も見ながらの登山でした。
次第に明るくなる空_P7110875


途中で御来光を見ながら休憩し、約5時間半後に頂上に到着!
富士山頂_P7110917


下りは、長い長い砂の下山道。
かかとで砂を蹴り込みながら、ザクザクと歩きます。

長いジグザグの下山道_P71109


六合目を過ぎ、樹林帯に入ると鳥のさえずりが聞こえなんだかホッとします。
樹林帯_P7110944


ハクサンシャクナゲが咲き始めていました。
ハクサンシャクナゲ_P7110948

初めての富士登山だった方も、リベンジ富士登山だった方も皆さん全員無事に登頂!
おめでとうございます!
呼吸が苦しく、高山病で吐き気に悩まされた登山道。
長い下山道は疲れた脚への負担が大きく、決して楽な登山ではありません。
でも、頑張った人だけしか見ることの出来ない感動的なシーンがいっぱい。
やはり日本一の山、感動も日本一ですね。
本当にお疲れさまでした!

嵐の前の静かな海でした

スズメダイの群れ_P7051393今日は台風4号の影響がでるかも?!と気になったので早めに2ダイブ終了して来ました。
心配もよそにうねりもなく海はおだやか。
どんよりとした曇り空。こんな日は海の中の方が青くて明るいんです。
曇り空_P7051380


エントリーしてからずっとついてくる人懐こいイシダイ
イシダイ_P7051409


中層を流れるように泳ぐスズメダイの群れ
私達の後ろから、前からと現れて何度も群れに囲まれちゃいました。
前からスズメダイ_P7051416
スズメダイの群れ_P7051393


砂地で見かけたイネゴチ
イネゴチ_P7051384

他にもハナアナゴ、タツノイトコ、ヒラメもいっぱい観察できました。
クマノミも抱卵中、ミツボシクロスズメダイもやってきていました。
夏の気配いっぱいの海の中でした。

水温:20~23℃
透明度:10~15m
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