ぴっころ日記

伊豆のダイビング&トレッキングガイド「ぴっころ♪」のひとりごとです。

伊豆の海・山あそびは、ダイビング&トレッキングぴっころにお任せ!
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2022年02月

伊東市ゼロから最高峰までジオツアー

今日は伊東市の最高峰、矢筈山(やはずやま)トレッキングへ。
まだ残雪の残る山の中は伊豆とは思えないくらい。
まだまだ残雪いっぱい_P22716


途中で滑り止めを装着。
左からチェーンスパイク、四本爪アイゼン、六本爪アイゼンといろいろ。
どんなタイプでも必ず残雪ある場合は、滑り止めを持参しましょう。
滑り止め_P2271624


実は、お目当ては大室山の山焼きだったのですが、強風で延期。
焼けてない大室山をうらめしそうに見るゲストさん。
焼けてない大室山_P2271635


山頂付近は風が強く、風がうなっていてなんだか怖いくらい。
そうそうに下ってきてからお昼にしました。
雪の中を歩く_P2271641


山ごはんタイム
山ごはん_P2271645
矢筈山の肩にある炭焼き跡が定番のごはん処。
ここまで降りてくると風もなく、楽しいひとときでした。


下山後、リクエストで城ヶ崎海岸へも行ってきました。
城ヶ崎海岸は、大室山の4000年前の噴火による溶岩が海に流れ込んでできた海岸。
溶岩が冷えて固まる時に溝が出来ます。
縦だと柱状節理、横だと板状節理といいます。
柱状節理は亀の甲羅のような、鉛筆をぶった切ったような?不思議な形。
 大淀小淀_P2271691


まぼろしの滝と言われる対島(たじま)の滝も見られました。
まぼろしの滝_P2271703
今日は伊東市の最高峰から海抜面まで、ジオを満喫してきた1日でした。
帰りに温泉まで立ち寄った方も。まさにジオツアーな一日でした。
ジオとは『地球が生きてるって感じられること』
『ジオツアーとは、地球に感謝して、その恵みを楽しむこと』だと私は思っています。

ワイドもOKな海でした

今日はリクエストで川奈で潜ってきました。
青い海、青い空、絶好のダイビング日和でした~。
川奈_P2261608

 
透明度も上々。20mは見えていたと思います。
「撮って、撮って」と寄ってくる?ミノカサゴ。
ミノカサゴ_P2261617


3cmほどのベニカエルアンコウ
ベニカエルアンコウ_P2261636


ゲッコウスズメダイの幼魚
ゲッコウスズメダイ_P2261646
わたしも初めて見ました。
スズメダイの幼魚はやっぱり胸ビレがかわいいですね。


ウスバハギを撮影中のゲストさん
カメラマン_P2261672

他にも、ハナミノカサゴ、オオモンカエルアンコウ、ホウボウ、ヒフキヨウジ、
アオリイカ、スズメダイの群れ、オキゴンベの赤ちゃん、サラサエビなどを撮影してました。
伊豆だからマクロレンズにしたとゲストさん。
今日は透明度も良くて、ワイドでも行けましたね!
またのお越しをお待ちしております。

富士山の日に富士見えず…


ふじっぴー_DSC_0049

今日、2月23日は天皇誕生日で祝日ですね。
ふ(2)じ(2)さん(3)とゴロ合わせで、富士山の日でもあります。
ちなみに、当店の車のナンバーも223です。富士山LOVEなので。笑

そんな富士山の日の今日は矢筈山(やはずやま)へ登ってきました。
途中から富士山を拝もうかと思ったら、雲の中に入ってしまい雪がパラつき展望はありませんでした。
残念…
なので、これは逆の写真。先日撮った富士山から見た矢筈山と大室山です。
矢筈山は伊豆高原(東側)から見るとピークが3つに割れて、げんこつのようですが、
北側からだとピークは2つに見え、ハートみたいで特徴的ですぐにわかります。
大室山もススキで薄茶色、形はプリン型で写真のほぼ中央にあります。
山焼きの後は、真っ黒だから見つけづらくなりますね。
富士山から矢筈山_P2211516


矢筈山の中はまだ雪がたっぷり。
溶けた雪が岩の下で氷柱になっていました。
氷柱_P2231544


雪の上にドライフラワーになったツルアジサイが落ちていました。
他にも、動物たち鹿やウサギの足跡もいっぱい。
雪の上を歩くのは非日常で楽しいものです。
軽アイゼン、スパッツ、ストック、温かい飲み物、防寒着などの冬装備はお忘れなく。
ツルアジサイ_P2231553


「限りなく少なく」豊かに生きる

最近、読んだ本。
「限りなく少なく」豊かに生きる
ドミニック・ローホー

限りなく少なく豊かに生きる_

断捨離の究極のスタイル、ミニマリストの本。
時間、持ち物、言葉、考え方、人間関係などをシンプルに無駄を省いて生きるコツ。

中でも印象に残ったのが2つ。
ミニマリストの必須アイテム、キッチンタイマー。
用事を手早く済ますことに慣れるために使うんだそう。
私も早速、このブログ書くのに何分かかるか測り始めました。
時間を意識するだけでも違う気がします。

もうひとつが「持ち物を減らすとメンタル面でも強くなる」というところ。
1つのアイテム(同じ用途のモノ)を複数持たない。
数があると選択に悩み、収納にスペースをとり、管理するのも大変になる。
例えば、バッグも1つ、フライパンも1つ、コートも1着。
壊れたら直して使い、使い切ったら、新しいモノを買う。
モノは最後まで使い切る大事なことですね。
とは言え、世の中の流れは逆行しているようで、
昨日の車検で、古い車ほど自動車重量税が高くなることを知り、ちょっと複雑な心境でした。

雪山トレーニング@矢筈山

今日は伊東市の最高峰、矢筈山(やはずやま)へ下見に行ってきました。
一昨日の雪で白くなっている矢筈山。
矢筈山_P2121361


いったいどんな感じになっているか、のチェックです。
まずは登山口の鹿路庭峠はこんなかんじ。
私の家の付近はまったく雪はないのに、標高が400m上がっただけですごい違いです。
鹿路庭峠_P2121367
伊豆スカイラインから降りてきた車もここの路肩でチェーンを外していました。


山の中の雪は平均15cmほど積もっていて、吹き溜まりでは膝まで埋まるところもありました。
逆さ水もご覧の通り。
逆さ水_P2121389


雪が積もって重たそうな木々たち。
折れている枝も、倒れている木も多く、登山道はかなりめちゃくちゃ。
木の上の雪_P2121412



富士山の見えるポイントまで登りました。
手前の針葉樹に雪が積もっているのがレアな写真です。
富士山_P2121415


矢筈山のピークは溶岩ドームで出来ていて、大きな岩がゴロゴロ。
普段から穴があったり、岩の上に乗ったり降りたりと歩きにくい道。
雪で下の状況が見えない中、岩の間を進むのは危険なので、頂上まで行かずに撤退して来ました。


明日は大室山の山焼きの予定でした。
伊豆新聞_DSC_0003


これじゃ仕方ないですね。
大室山_DSC_0001
積雪で山焼きは2/20に延期。来週は焼けるかな?


山焼きは延期でも矢筈山トレッキングは実施しようと考えていたのですが、
この残雪の多さと天気予報から明日のトレッキングも中止としました。
今日のように良い天気なら、頂上まで行かなくてもスノートレッキングが楽しめるのですが…
雪だるま_P2121443
今日はラッセルで雪山トレーニングも出来たし、良しとしましょう。
入山する際は、雪山に必要な装備(防寒具、滑り止め、ゲイター、ストックなど)をお忘れなく。
そして、無理をせず引き返す勇気もお忘れなく。

温かくて青い海でした

今日は建国記念日で3連休の初日。
昨夜日は南岸低気圧が通過し、伊豆高原も雪が降ったり雨になったり。
大室山も矢筈山もまるで粉砂糖をかけたように真っ白になっていました。
そんな寒い日に潜りに来てくれたゲストさんと八幡野で潜ってきました。

八幡野_P2110648
沖合に浮かんだ伊豆大島の三原山も白くなっていました。わかるかな?


気温6℃、潜ってみると水温17℃。
温かくてびっくり!
おまけに抜群の透明度!
20m先にいるダイバーもくっきり見えます!
昨日、通過した南岸低気圧が黒潮を寄せてくれたようです♪
魚醤_P2110603
 水深25mの漁礁。
この近くでカスザメが泳いでいました。


2本目はアジ根へ。
イソギンチャクの近くにいるオラウータンクラブ。
中央の赤い毛糸がモシャモシャしてる感じのがカニです。小さな目が見えますね。
オラウータンクラブ_P2110628



擬態上手なイロカエルアンコウ。
オレンジ色の海綿にそっくり。
右向いていて目があるのがわかるでしょうか?
イロカエルアンコウ_P2110637


アジ根からの帰り道。
カメいないかなぁ~と泳いでいたら、いた!
今日はじっとしてくれずに、こんな遠い写真だけ。
甲羅の感じがタイマイのような気がします。
カメ_P2110644

そのほか、人懐っこいコブダイ、砂になかなか潜らないホシテンスの幼魚、
アカホシカクレエビ、イソギンチャクモエビ、シラコダイ、オキゴンベ、ウイゴンベ、
オニカサゴ、ミノカサゴ、ミツボシクロスズメダイ、クマノミなどを観察して来ました。




トレイルグリッパー

週末に登山靴のお手入れをしました。
泥汚れをブラシで落として、それでも落ちない汚れは水をかけてブラシでゴシゴシ。
乾いたら、革製品専用の撥水&防護スプレーをシュー!
新品のようにキレイになりました。
こうやって手入れをするとなんだか愛着が湧いてお気にいりになるから不思議です。

登山靴のお手入れ_DSC_9944

モンベルのアルパインクルーザー2000。
去年の秋から履き始めました。
はじめて履いたモンベルの登山靴。
ソールは「トレイルグリッパー」というとモンベルのオリジナル。
『滑らない!』とモンベル自慢のソールです。
ソールといえば、ビブラムソールが有名ですね。
実は私も、このトレイルグリッパーとビブラムの違いあまりわからなかったんです。
でも、先日ガイド3名で一緒に歩いていた時にそのスゴさに気づきました。
少し凍った登山道を歩いていたとき、先頭の私は滑らず歩け、後ろの2名は滑っていたのです。
ふたりのソールはビブラムソール。
トレイルグリッパーは柔らかいので、食いつきが良いようです。
少し大げさに例えると、スタッドレスタイヤとノーマルタイヤの差でしょうか。
柔らかいからすり減るのも早いようですが、滑らないのは安全です。
トレイルグリッパーおすすめです。

小富士抱き富士

今週は調査で富士山の周りの山を歩いてきました。
見られると幸せ感じる山、ナンバー1の富士山。
この日は山中湖の近くにある鉄砲木ノ頭(てっぽうぎのあたま)と高指山(たかざすやま)に登ってきました。

小富士抱き_P2021146

眼下に見下ろす山中湖と富士山。最高でした。
見る角度によって表情を変える富士山。
この方角からの富士山は、なんだか平べったいですね。
雪を被った富士山。
真ん中あたりの五合目から下は樹林帯なので、雪が見えません。
でも、写真のほぼ中央あたり、黒い樹林帯の中に白いエリアがありますよね。
これは小富士と言って平安時代の噴火口。
砂の山なので、雪が積もって白くなっているんです。
なんだか富士山が湿布でも貼っているようですね。笑
子抱き富士ならぬ、小富士抱き富士。
小富士には須走口五合目から30分ほどで行くことが出来ます。

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