ぴっころ日記

伊豆のダイビング&トレッキングガイド「ぴっころ♪」のひとりごとです。

伊豆の海・山あそびは、ダイビング&トレッキングぴっころにお任せ!
URL http://www.sts-pikkoro.com

2016年08月

迷子のダイブコンピューター

うちの車から見知らぬダイビングコンピューターが見つかりました。
ここ最近潜りにきてくれたゲストさんに連絡してみても、持ち主は未だ見つからず。

私が気付いたのは8/27(土)で、潜りに行ったのは富戸のヨコバマでした。
紛れ込んだのがこの日がどうかは、定かではありませんが。

持ち主の特定が容易に出来るように、
ダイビングコンピューターの写真や詳細は敢えて載せません。

お心当たりの方は、ぴっころまでご連絡ください。


9/17(土) ナイトダイビング@八幡野

八幡野ナイトダイビング。
今年はあと3回!お見逃しなく!

 9/17(土)
11/12(土) ←漁火ナイト
12/17(土) 

ナイトダイビング料金 : 6,000円(税別)
水中ライトレンタル : 1,000円(税別)

※参加資格・・・当日昼間にダイビングしている方

ナイトダイビング
 画像は、去年の漁火ナイトの様子。
船の明かりがキレイでした。 

ダイバーいっぱい@富戸

今日は雨が降り出す前にと、ゲストさんをお迎えして、駅から富戸へ直行。
サクッと2ダイブして来ました。
台風のウネリは南から、風は北東から吹いていましたが、
ヨコバマは多くのダイバーでにぎわっていました。

去年の秋にダイビングのライセンスを取り、その後すっかりご無沙汰だったゲストさん。
今日は、マスククリアやレギュレーターリカバリーも復習しながら、
後半は中性浮力を取ってキレイに泳いでいました。
本人曰く、『あんまり期間開けちゃダメですね・・・』って。苦笑


アオリイカの産卵床には、ネンブツダイの群れ。
ネンブツダイの群れ

まだ口内保育をしている個体もいました。



産卵床の近くにホタテウミヘビ
ホタテウミヘビ

この画像をみて、その昔、某フイルムのCMを思い出すのは私だけでしょうか。
たしか、リアラかベルビアか・・・。ちょっと古すぎですね。


水温:27℃
透明度:8~12m

さて、気になる台風10号。
皆さん、お家の外にあるものしまったり、台風対策しっかりしてくださいね。

 

ドラマがある富士登山

昨日おとといと、福島からのクライアントさんと一緒に富士山に登って来ました。
会社関係で集まった有志5名さま。
地元の山にも登ってトレーニングして来たと意気揚々のスタートでした。

一歩、一歩とゆっくり進む私の足取りに、
「こんなにゆっくり登るなら大丈夫だ」とおっしゃる男性。
本格的な登山道になった6合目から、5分と続けて歩けなくなる女性。

やっぱり3000mを超える日本一の山。
いつもは一番元気だという女性が、低酸素の状態での呼吸の苦しさにやられていました。

雲海


クライアントさんのご依頼は、全員での登頂。
帰りの時間が遅くなっても大丈夫とのことだったので、
山小屋ではゆっくり休み体力を回復させ、3:30に八合目を出発。
ゆっくり5分おきに立ち止まり深呼吸し、本当に休み休み登りました。

ご来光
九合目で見たご来光

ご来光そっちのけで、苦しそうな表情を浮かべ、もう無理・・・と根を上げつつも、
仲間に励まされ、一歩一歩と歩みを進め、ようやく富士山の山頂に到着。
感動で涙ぐむ姿に私も、涙が出そうになってしまいました。

頂上に到着!やったー!
と手放しで喜んでしまいがちですが、ここは折り返し地点。
登山のゴールは、下山まで。いえ、お家に着くまで、です。

足の指に痛みが出てしまった方にテーピングをし、
かかとで着地して歩く御殿場ルートの砂走りを下山しました。

御殿場ルート

ここでは、登りが苦手だった女性は、砂走り楽しい♪と元気に走って下山。
登りは元気だった男性が、太ももの筋肉が疲れて、踏ん張りがきかなくななったり
1泊2日の登山、途中で何があるか、本当にわかりません。
それぞれの参加者の方にそれぞれいろんなドラマがある富士登山でした。

全員無事に下山し、コーラで乾杯した時の皆さんの笑顔が印象的で、
そんな富士山をガイドすることが出来て、幸せな気分でいっぱいになったぴっころでした。


南からどんどん・・・

南からどんどん・・・と言えば、発達中の台風10号のうねり。
あの前代未聞の進路を辿っている台風10号。気になりますねぇ。

脇の浜
こちらは、富戸の脇の浜の様子。
ウネリの波が当たって海岸線が白く見えています。


今日はヨコバマで潜ってきました。
南からやって来たのは、ウネリだけでなく、ムレハタタテダイやミツボシクロスズメダイ。
今年は到着が遅かったですねぇ。私は今年初めて見ました。

ミツボシクロスズメダイ
ミツボシクロスズメダイ
白い点が2つに見えますが、反対側にももう1点あって、合計3点でミツボシ。
ミツボシを一目で一緒に見ることはできません。



中層には、ネンブツダイの群れやアジの群れ、イワシの群れがいっぱい。
30cmほどの小ぶりなカンパチに狙われて、右往左往逃げまどっていました。
イサキの群れ
こちらはイサキの群れ。
背中に黒いラインが2本。これが目印です。


透明度:10~15m
水温:23~27℃


明日もヨコバマで潜れますように。

台風一過の体験ダイビング

昨日、伊豆半島をかすめるようにして北上して行った台風9号。
伊豆高原でも道路が冠水して通行止めになったり、 電車が止まったりしました。
台風による被害にあった方々、謹んでお見舞い申し上げます。

台風の過ぎ去った今日は、午後から体験ダイビングの予約が入っていました。
朝、八幡野の海を見に行くと、ウネリが残り『潜水注意』でオープン。
体験ダイビングだったので、穏やかな富戸へ行ってきました。

昼頃、ちょうどゲストさんが到着した時は、ちょうど土砂降りの雨。
『今日って出来るんですか?』と開口一番のゲストさん。
ですよね、そう思いますよね。この土砂降りじゃ。
濡れるのは海の中も一緒なんですよね。
ご来店時は、テンション下がり気味の土砂降りでしたが、
海に到着した頃から雨は止み、セミの鳴き声が響き、そして青空が♪

青空ににっこり
思わず笑顔がこぼれるゲストさん



スノーケリングで、アオリイカの群れを見たり、
ダイビングで見上げた水面にツバメウオがいたり、
初めてのダイビング、楽しんで頂けたようで良かったです。

ホントに今日は、海の回復力にビックリ。
昨日、台風通過で大雨、大荒れだったというのに、浅場でも10mは見えてました。


ナンツバ2匹

そして、ナンヨウツバメウオの幼魚も2匹になっててビックリ。
大きさは全然違いますが、同じ魚です。


台風9号北上中


目下、伊豆半島の東側を台風9号が北上中。
朝から激しい雨が続き、伊豆半島の道路はアチコチで通行止めになっているようです。

この台風のうねりにより、先週末は西伊豆まで遠征でした。
土曜日は、八幡野のナイトダイブまで3本勝負の予定だったので、
ナイトダイブが出来る大瀬崎へ移動。
マンボウ前、岬先端、湾内と潜ってまいりました。
水中で突然、デジカメに水滴が入り、カメラ不調のため写真はありません。

20160820大瀬崎ビーチ


日曜日は、富戸ホールのリクエストだったのですがクローズだったので、黄金崎ビーチへ。 
透明度も良く、青い海を楽しんで来ました。
山の向こうに富士山がのぞいていて、富士山に見守られながらのダイビングでした。

20160821黄金崎からみた富士

明日はどこで潜れるかなぁ・・・
夕方、海を見に行ってこようと思います。


 

体験ダイビング@富戸

伊豆高原は昨夜スゴイ雨でした。
雨の音で目が覚めるほど。
今朝、海を見に行ってみると案の定、八幡野港はカフェオレのような海。
濁りは浅場だけだと思うので、ファンダイビングだったらいいんですが、
体験ダイビングだったので、富戸で潜ってきました。


温泉丸

愛知県からのゲストさん。
透明度もよく、伊豆で初めてのダイビング。
楽しんで頂けたようでよかったです。
また遊びに来てくださいね~。

水温:26℃
透明度:10~15m


9/11(日) 焼きサンマ祭り@IOP

ダイバーなら目黒のサンマ祭りより、伊豆海洋公園のサンマ祭りですよね。
伊豆海洋公園で潜るだけで、美味しいサンマが頂けます!

日時: 2016年9月11日(日)


 sanma2016-635x907
画像提供:伊豆海洋公園ダイビングセンター


 

南から続々と

今日は富戸へ。
昨日からのゲストさんのリクエスト。
本当はIOPへ行こうかと思ったけれど、穏やかな富戸を選びました。

台風のウネリもそうですが、
南方系の生物も、南から続々と到着。

0814_ナンヨウツバメウオの幼

エギジットのロープのところに漂っていたナンヨウツバメウオの幼魚。
他にも、モンツキハギの幼魚、ムスジコショウダイの幼魚など
一年ぶりに会う生物たちが増えて来ました。
こういう南方系が増えてくると、嬉しいですね。

0814_アジの群れ


防波堤の近くには、依然アジの群れが。おいしそう。
大きい個体と小さめの個体がそれぞれ編隊を組んでゆったりと泳いでいました。

アオリイカが産卵していたり、イトヒキベラがオス同志でケンカしていたり、
いろんなシーンを観察して来ました。

さて、夜は八幡野の花火大会です!

水温:24~26℃
透明度:10~15m




太陽が恋しい1日

今日は、終日雲が多く、濡れたウエットスーツを着ていると肌寒い感じの陽気となりました。
太陽が出ているといないとでは大違いですね。
お盆休みの海水浴客で年に一度の賑わいを見せていました。

一年ぶりのご来店&ダイビングのゲストさんとのんびり潜ってきました。
台風が日本のはるか沖を通過中なので、少々ウネリがある八幡野でした。

0813八幡野



クマノミが今年3度目の抱卵中でした。
産みたてのオレンジのタマゴがキレイです。
クマノミとタマゴ



こちらは、オレンジ色の海綿にかくれたベニカエルアンコウ。
擬態上手ですね。
0813ベニカエル

アジ根の亀裂ではミナミハコフグが2匹観察できました。
水温が24℃と上がっているわりには、南方系生物の登場が遅めな気がしますが、
これから続々とやってくると思います。楽しみですね。


透明度:6~12m
水温:24~26℃


山の日は山へ!

8月11日は、今年から制定された『山の日』。
山の日だからこそ、山へ行こうと思った方は多かったようで
富士山は大勢の登山者でにぎわっていました。


キャンペーン

山の日だからか?『無理のない登山を!』と呼びかけ、
チラシや携帯トイレを配布していました。



明るいうちから登山道も渋滞気味でした。
渋滞の登山道



そして、メインのご来光。
雲海の上にご来光

頂上の手前で、雲海の上に顔を出してきたところを拝みました。
疲れたゲストさんの顔にも、ご来光を見ると笑顔が浮かんでいました。
 

体験ダイビング日和

今日も暑かったですねぇ。
海は落ち着いて、体験ダイビング日和な一日でした。


ウエットで水慣れ。
水慣れ
ぷかぷか~浮くのが面白い。



フィンをつけてのスノーケリング。
スノーケル
スイ~スイ


呼吸の練習。
呼吸の練習
ブクブク~
こんな感じでした。



正解でした!

台風5号のウネリ・・・心配してたんですが、も思ったより回復してて、
マンツーマンのファンダイブだし、ってことで八幡野で潜ってきました!

浅場は揺られますが、10mも潜ると気になりません。
浅場は25~26℃、透明度は10m。
水深20mで22℃。透明度は20mj。
とってもクリアで気持ち良い海、八幡野にして正解でした♪


砂地には、手のひらサイズのアカエイ赤ちゃん。
0809_アカエイ



アジ根にミナミハコフグが2匹もいました♪
0809_ハコフグ赤ちゃん



相変わらず、健在のオオモンカエルアンコウ。
0809_オオモンカエルアンコウ
 

来月、遅めの夏休みで三宅島に行かれるという本日のゲストNさん。
せっかくなら、スキンダイビングが出来るようになって、イルカと一緒に泳ぎたい!
ってことで、水面休息にスキンダイビングを特訓。
この時期は、こういう水面休息の過ごし方もいいですね。


温泉丸@富戸

今日も暑い一日でしたね。
南から接近中の台風五号、次第にうねりが入って来ています。
そんな中、ダイバーのゲストさんが、ノンダイバーの旦那さんを連れてご来店。
富戸でスノーケリングを楽しんで来ました。

0806温泉丸

昔、沖縄でスノーケリングや体験ダイビングをしたことはあったけど、
怖い印象が残っていたとのことでしたが、今日はアオリイカが魚を食べているシーンを観察したり、
富戸ホールの光のシャワーをのぞき込んだり、素潜りにも挑戦したりと楽しまれていた様子。
次は体験ダイビングで水中散歩に挑戦しましょう!




8/7(日)17:00現在の八幡野の海
0806YA
 かなり大きなうねりが入ってきています。
ウネリが防波堤を超え、船着き場もびっしょり。
立ち入ると海へ流されそうです。
明日も東伊豆の海は厳しそうです。トホホ



 

富士山ジオトレッキング

関東甲信越地方が梅雨明けしたのが7月28日。
平年よりおよそ1週間、遅い梅雨明けでした。

『梅雨明け十日』
梅雨明け後の十日間は、太平洋高気圧が張り出し安定した天気が続くと言われているんです。
それを狙って設定したのが、8/1~2の『富士山ジオトレッキング』でした。

なのに・・・天気は不安定。
テルテル坊主
 山小屋の軒先にはテルテル坊主。


時折、晴れ間が見えると雲の上にいることを実感。
時折、青空が



ご来光も望み薄い雲だらけ。
雷もゴロゴロしている中、ゆっくり登って頂上へ。

頂上にて
辛い登りも一歩一歩の積み重ねで、ようやく富士山頂へ到着。
皆さん、富士山は初めて。
この日のために、天城山に登ったり、ウォーキングをしたりと頑張ってきました。
日本一の山、そう簡単には登らせてくれませんが、その分感動も一入。
登頂おめでとうございます!


皆さんが手に持っているのが登頂証明書。
登頂証明書
ハガキになっているので記念スタンプ押して、山頂郵便局より投函してみました。


山頂の火口。深さは300mほどあって、迫力。
頂上の火口
ここから最後に噴火したのはおよそ2,200年前。
以来沈黙を続けています。


御殿場ルートを下って、宝永山に寄って、富士宮五合目へ。
大砂走りが楽しいのと、私のお気に入りは宝永火口。
宝永火口淵
静岡側から見たあの富士山のエクボの中を歩くのです。


いろんなルートもあって、いろんな天気だったり、相手は自然。
同じ景色はみせてくれません。
やっぱり何度登っても感動の富士登山でした。
ご参加の皆さん、有難うございました!


いろんな富士登山

梅雨明けしてからというもの海に潜るより、
富士山に登る方が多いという逆転現象が起きているぴっころです。

先週は、1週間ほど泊まり込みで富士山へ。
富士山を登ったり、下ったりといろんな富士山を歩いて来ました。


富士山吉田口登山道マップ
吉田口登山道

中学生と一緒に吉田口の馬返しからスバルライン五合目までの登山。
足が痛い・・・とポロポロ涙を流しながら、それでも一生懸命歩いていた女の子が印象的でした。

四国からのバスツアーのお客様とは、
スバルライン五合目から北口本宮浅間神社までの登山道を下るダウントレッキング。

下りなら私でも・・・!と毎朝1時間のウォーキングをして参加の78歳の女性の方は、
初めての富士山を、花をめでたり、歴史の面影残る登山道を歩き楽しんでいらっしゃいました。


五合目は森林限界。
五合目から下は、森の中でお花もいっぱいです。
トモエシオガマ
トモエシオガマ


ヌスビトハギ  
ヌスビトハギ



御神猿

馬返しの鳥居のそばには、狛犬ではなく、猿の石像が。
庚の申年に富士山が出現したという言われからのお猿さん。
御神猿、神様の守り神です。
今年は申年、富士山も申年、私も申年。

富士登山というと、五合目から頂上を目指し、ご来光を見る!
というのがパターン的に圧倒的で、それにこだわり過ぎる傾向にありますが、
それぞれのいろんな富士登山があります。
自分なりに富士山の自然を、歴史を楽しんで下さいね。


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