ぴっころ日記

伊豆のダイビング&トレッキングガイド「ぴっころ♪」のひとりごとです。

伊豆の海・山あそびは、ダイビング&トレッキングぴっころにお任せ!
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2014年06月

貸切の伊豆海洋公園

今日はIOPで4本潜って来ました~。
普通は2本ですが、2本もオプションで潜ったのです。
何でかって?!
それは、来週の屋久島ツアーでのダイビング本数がキリ番になるようにです。
って、私じゃないですよ。本日のお客様です。
やっぱり記念ダイビングは、思い出になるツアー内で迎えたいですよね。

4本なんでダイブコンピューターとにらめっこ。
無限圧潜水時間も入念にチェックし、水面休息も1時間はとって、安全停止もいつもより多めにして・・・
もっと安全に潜るには、ナイトロックスって手もあります。
この時期は、16:30が最終エギジット時間なんで、いっぱい潜れますね。

貸切のIOP

4本目、他にダイバーがいなくなり貸切のIOP。
なんだか贅沢な気分でした。


潜水地:伊豆海洋公園(IOP)
天気:晴れ
気温:26℃
水温:17~21℃
透明度:5~20m
観察した生物:カスザメ、大きなヒラメ、コブダイ、アオブダイ、クマノミ、ハナタツ、サクラダイ、アカハタ
アオリイカの卵、ネコザメの卵、オルトマンワラエビ、キンチャクダイ、マツカサウオ、ツマグロハタンポ・・・


平べったいものがいっぱい

今日は久しぶりに八幡野へ下見で潜りに行って来ました。
ここ最近の負のスパイラル
「お客さんがいない→潜らない→ ブログ更新しない→ブログを見る人が減る→潜りに来る人が減る」
を断ち切らなくちゃ、ってことで。苦笑
透明度も回復した海へロクハン(6.5ミリツーピースウエット)で潜って来ました。

浅場はクロホシイシモチの子供たちが群れています。
 ↓ こんな感じ。写っているのは他のチームのダイバーさんです。

クロホシイシモチの群れ

成魚はペアリングといって、オスとメスのペアになっています。
中にはまだ相手の見つかっていないオスもいて、ペアになっているメスへアプローチし、
オスに追っ払われたり、そういうのを観察するのも面白いですよ。
めでたくペアになると、メスが産卵した卵をオスが口の中で育てます。
既にオオスジイシモチは口内保育が始まっていて、口をパンパンに膨らませたオスを見かけました。
2週間ほどの絶食の上での子育て、子育てパパは大変ですね。


こちらは、アカエイの赤ちゃん。

アカエイの赤ちゃん@八幡野

大きさ比較のために、私の水中ライトと一緒に撮ってみました。
15cmほどの手のひらサイズです。カワイイですね。
でも小さくてもちゃ~んと尾びれに毒のトゲがついているので、気をつけてくださいね。

他にも、ホシエイ、サカタザメ、カスザメ、妊娠中のヒラタエイも2~3枚?(匹?)観察できました。
ヒラタエイはこの時期、産卵のために浅場に移動してきます。
10cmほどの生まれたての赤ちゃんも見つかっています。
と、平べったいものがいっぱいの今日の海でした。

潜水地:八幡野
天気:晴れのち曇り
気温:24℃
水温:17~20℃
透明度:7~15m
観察した生物:サカタザメ、アカエイ、ヒラタエイ、カスザメ、オニカサゴ、ミノカサゴ、シロギス、
アカホシカクレエビ、ゼブラガニ、ハナアナゴ、クマノミ、マツカサウオ、クロスジウミウシ・・・


去年が20周年でした!

先週、思いがけずPADIから大きな封筒が届いた。
なんだろう・・・と開けてみると、賞状と記念バッジが入ってました。

PADIのプロメンバーになって20年なんだそう。
なんだかんだといろいろあった20年。
渡嘉敷島、沖縄本島、東京、沼津、伊東と住まいも転々とし、20代だった年齢も気づけば40代。
長かったような、あっという間のような。

20周年
 
 これからも、いつまでもダイビングを続けていけますように。
体力的にも、経済的にも。

【追記】
本日6/25に記念クリスタルが届きました。
20周年のクリスタル

一緒に届けてくれればいいのに。
おまけに、よくよく考えると20周年は去年だったし・・・。
ま、もらえるだけいいか。
 

『海を泳ごう』初参戦!

今日は『海を泳ごう』というイベントが行われ、ぴっころチームも初参戦して来ました。

頑張るぞ!jpg

スタートは富戸のヨコバマ、ゴールは伊豆海洋公園。
ダイバーだけが参加できる全長2,7kmのスノーケリングです。

ぼら納屋や柱状節理の岩の造形美、
つり橋、灯台、アマツバメの営巣地などを横目にひたすら泳ぎます。

ボートの伴走もあり、安全対策もバッチリ。
今年は、ほとんどの方が完泳し、賞状と参加賞を手にしていました。

ぴっころチームも初めての参加でしたが、1時間11分でゴール。
足のつかないところを泳いだり、
呼吸が乱れ水を飲んだり、
汗をかいてマスクが曇ってきたり、
いろんなストレスとの闘いでもありますが、ゴールできると自信につながります。

ダイビングの安全性を高めるためにも泳力は必要ですもんね。
来年もまた是非参加したいと思います。是非一緒に泳ぎましょう!

 ゴール

温かさをとるか、キレイさをとるか

梅雨前線が南下し、真夏日のダイビング日和となった今日は伊豆海洋公園で潜って来ました!
今日の潮まわりは大潮。
干潮は11:38で、潮位は恐怖のマイナス1cm。
満潮時の潮位は158cmだったので、159cmも水面が下がるんです。月の引力ってスゴイですね。
浅いのでエントリーするときに歩く距離がながく、フィン先が岩に当たって躓きそうでしたが
IOPのスタッフの方がウエットを着てヘルプに出てくれたので助かりました。

エントリー口@IOP


浅場の水温21℃、でも透明度3m。
深場の水温17℃、でも透明度15m以上。

陸上は暑い、けど水中が寒いからドライスーツ。
水中は寒い、けど陸が暑いからウエットスーツ。

どっちがいいか・・・人それぞれ違いますが、悩むところですね。
ちなみに私はロクハン(6.5ミリのウエットツーピース)で潜ったので、どちらも快適でした。
本日のゲストさんは来週沖縄へ行かれるとかで、その前のリフレッシュに潜りに来たのですが
あまりの水温差にビックリしていらっしゃいました。

この時期、まだ水温は低いところがあったり、流れによって冷たい潮が突然入ってきたり
ウエットスーツの方もフードやフードベストは必須です。
ドライの方は汗かくので、汗をかいてもすぐ乾く速乾性のシャツやパンツがおススメです。

潜水地:伊豆海洋公園(IOP)
気温:29℃
水温:17~21℃
透明度:3~15m
観察した生物:サカタザメ、ヒラメ、アオリイカの卵、クマノミ、オルトマンワラエビ、イタチウオ、タカベの群れ
キンギョハナダイの群れ、ネンブツダイ、クロホシイシモチ、キンチャクダイ・・・


八幡野水中クリーンアップ

今日は、毎年恒例となった八幡野水中クリーンアップの日でした。
ダイバーが潜って水中のごみ拾いをする日です。
インストラクターはボートポイントへ、ゲストと一緒のチームはビーチのごみ拾いです。
ビーチと言っても通常のエントリー口からではなく、港からエントリーします。

セッティング風景
セッティング風景
(画像提供:八幡野ダイビングサービスさん)


水中の透明度は、3~5m。
ゴミを拾い上げると砂や泥が舞い上がり、もっと悪くなることも。

初めてのごみ拾い
今年初めてのごみ拾い参加で、大物ゲットでご満悦のK氏。



雨の中、ゴミ拾いのために集まった参加者の皆さん、おつかれさまでしたぁ!

0611クリーンアップ@八幡野
 (画像提供:八幡野ダイビングサービスさん)


ごみ拾いの後は、安全潜水についてのプチセミナー。
ぴっころチーム
海保の方から、過去の潜水事故の原因など貴重なお話が聞けました。
まねくのも防ぐのも自分です!」が今年のキャッチフレーズ。
詳しくはコチラをご覧ください。(PDFが開きます)


タコマンマ
こちらが2本目のファンダイビングで見た、タコの抱卵。
目の上にある白いのが卵、タコマンマです。
米粒のような卵ひとつひとつに黒い目が見えてますね。


潜水地:八幡野
天候:雨
気温:21℃
水温:19~20℃
透明度:3~5m


雨の中のウォーキング


週末の雨、すごかったんですね~。
伊豆は、土曜日の午前中は大雨で一時的に電車も止まっていたようですが、
昨日の日曜は晴れて洗濯日和だったんです。
なので、テレビのニュースを見てビックリ。
今日も大気の状態は不安定とのこと、皆さんお気をつけください。

土曜日は、富士山1周パノラマウォークのガイドを担当して来ました。
今回のコースは、朝霧高原から本栖湖への全長12km。
ほとんどが森の中を歩くコースだったので、木々が雨を遮ってくれて楽しく歩けました。

根原のつり橋

森林浴をしながら、季節ごとに咲く花を見たり、動物の足跡を見つけたり、キジと出会ったり・・・
1週間前の下見の時とは違う花が咲いていたり、自然の中は変化があって楽しいですね。


今回は、こんなものも見つけました。
熊の糞
なんと、熊の糞!
木の実を食べているので、臭くはありません。


朝霧高原からみた富士山

最後の最後になって、雲の隙間から顔をだしてくれた富士山。
きっと、頑張って歩いたご褒美ですね。お疲れ様でした。


『みんなで作る海の写真展』参加者募集中!


今年の3月に横浜みなとみらいにて、『みんなで作る海の写真展』が開催されていました。
大テーマは「伊豆海洋公園の海
プロの写真家の方の写真展ではなく、その名の通りダイバーみんなで作る写真展です。
来年こそ、私も是非参加しようと思っています。
ショップ単位での参加なので、一緒に参加する方を募集しています。

みんなで作る海の写真展

 応募資格 : 伊豆海洋公園で楽しく水中写真を撮影できる方

 応募作品 : 1人1点(伊豆海洋公園で撮影したものに限る)

 作品締切 : 2015年1月16日(金)

 参加経費 : 写真プリント代、額装代(A4サイズで7,000円程度)

 ※応募作品は写真展終了後に返却

 

いつも潜るたびになんとなく撮っている水中写真、
「写真展に出す!」っていう目標持って、ダイビングしてみませんか?
写真展のあとは、額装されて返ってくるのでプレゼントでも、自宅のリビングに飾ってもいいですね。

事前に申込が必要なので、参加ご希望の方は6月中に参加表明をぴっころまでお願いします!


写真展のイメージ
写真展のイメージ画像


ファンダイビング@IOP

今日は久しぶりにIOPこと伊豆海洋公園で潜って来ました。

IOP50周年


朝は雲りがちでしたが、日中は太陽サンサンのダイビング日和な一日でした。
ラジオの天気予報では今週最後の太陽だったとか。そう東海地方も梅雨入りしたのです。
ま、静岡県でも伊豆は限りなく関東に近いので、まだ晴れてくれることを期待します。

海の中は・・・全体に白っぽく透明度は5~8m位でした。
「深場に行けばきっと抜けているに違いない」
そう期待しつつ30m近くまで降りてみましたが、撃沈。
深いほうが緑っぽさが増し、暗い感じとなっていました。

こういう時は小さいもの探し。
で、見つけたのがパンダホヤとツーショットのムラサキウミコチョウ。

パンダと一緒

左側のパンダにみえるのがホヤの仲間で、右側の紫に黄色がムラサキウミコチョウです。
どちらも大きさは1cm弱。
こういうのも一度目に入ると目が慣れるのか、そのあとが見つかりやすいです。
百聞は一見にしかずってやつですかね。笑
今日のゲストもパンダホヤを自分でいくつも見つけていました。


潜水地:伊豆海洋公園(IOP)
水温:18~19℃
透明度:5~8m
観察した生物:サカタザメ、オオモンハタ、サクラダイ、キンギョハナダイ、サラサウミウシ、ビシャモンエビ
ウミカラマツエビ、オルトマンワラエビ、ムラサキウミコチョウ、ギンユゴイ、クロホシシモチのペアリング
アオリイカの卵

【本日のランチ】
シイラのユッケ丼

お昼は大ちゃん食堂の『シイラのユッケ丼』980円
まいう~でした♪


6月は環境月間

アチコチでごみ拾いの催しが行われる今月は、環境月間なんですね。
6月5日が環境の日で、1972年6月5日で行われた国連人間環境会議を記念して定められたとのこと。
『宇宙船地球号』という言葉も皆さんもお聞きになったことがあると思います。

そして、今日は伊東にある海水浴場『オレンジビーチ』の海底清掃をして来ました。
プロダイバーが総勢15名、約60分の潜水で300kgのゴミを拾いました。

私はここ4年連続の参加ですが、毎年ゴミは減っていると感じます。
でもバイクやタイヤなどの大きなゴミもあり、心無い人によってまだゴミが捨てられています。


ゴミはゴミ箱へ。
出来れば、ゴミは自宅へ持ち帰る。
マイボトルを持ち歩いて、なるべくゴミの出ない生活を心がける。
リユース(再利用)、リデュース(ゴミを減らす)、リサイクル(資源として再利用)
宇宙船地球号のため、みんなで頑張りたいですね。


ちなみに、来週の11(水)は、八幡野の海中清掃です!
アウトドア&フィッシング ナチュラム
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