ぴっころ日記

伊豆のダイビング&トレッキングガイド「ぴっころ♪」のひとりごとです。

伊豆の海・山あそびは、ダイビング&トレッキングぴっころにお任せ!
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2013年02月

冬の知床満喫ツアー2013

今年も行って来ました、厳冬期の北海道は知床半島。
地元の方が「寒い!」というくらいの冷え込みで、朝は氷点下18℃。
でも内地から行った私たちには寒すぎてあまり違いがよくわからない感じの中、
さまざまなアクティビティで楽しんで来ました。

まずは、流氷ダイビング。
海の上に浮いている流氷は、風向きによって沖合いに流されたり、
岸に着岸したりと毎日コロコロと表情を変えます。だから面白いのですが。
私たちが潜る日には、運よく流氷もいっぱいでした。
ですが、手前の氷が薄かったので、氷を割って水路を作り、
浅瀬からエントリーし、途中は氷をくぐるようにして沖に出ました。

20130224アイスダイビング2















太陽の光が降り注ぐ氷の下の水中世界。
20130224アイスダイビング












氷の造形美に、うっとりしちゃいます。



水温マイナス1℃の水中は生き物は少ないのですが、
中層を漂うクラゲやウミグモなどが観察できました。
20130224トガリテマリクラゲ

 













そして、流氷のアイドル『クリオネ』も!
20130224クリオネ
 











今年は個体数が少なく、2ダイブ潜って1個体のみ。
貴重なクリオネちゃんでした。


そして、雪のでのキャンプ。
20130225雪の中でのキャンプ


 

 







沖に見えているのは流氷。



そしてスキーシューで森から海へとトレッキング。
20130225スキーシューで森を












スノーシューとスキーのいいとこどりをしたスノーシュー。
歩く時は足を滑らせるだけで進むので楽な反面
滑り降りる時はゲレンデスキーと違って深雪に足をとられ、ちょっと苦戦。
少し慣れたかなという頃に終わってしまい、またリベンジしたいと思います。


最終日は、空へ。熱気球フリーフライトです。
20130226熱気球フライト準備







 




まずは扇風機でふくらませて離陸準備




いざ、空中散歩へ。
20130226熱気球フライト















上空600mまで上昇し、見下ろす景色は一面が銀世界。
海に浮かぶ流氷や知床半島、そして知床連山も遠望出来ました。
20130226熱気球フライト 遠

 










行き先は風まかせ。
のんびりとプカプカ浮いた熱気球での空の旅、とっても気持ちよかったです!

★今回のツアーでお世話になった方々
流氷ダイビング:ロビンソン
雪中キャンプ、トレッキング:しれとこ自然村
熱気球フリーフライト:清里イーハトーブユースホステル 

やっと逢えた!黄金のヒラメ

こんにちは。昨日とは打って変わって快晴となった今日は、
パラオ以来なんと5年ぶりに会うという友達同士で潜りに来てくれました。
そして、リクエストはIOP。
私も前回の黄金のヒラメをリベンジしたかったんですよねぇ。


そして、ちゃんといてくれました!
2013-2-17黄金のヒラメ@IOP byオギさん 画像提供:オギさん
金運アップ間違いなし?の黄金のヒラメ。
神々しい姿に思わず、拝んじゃいました。「宝くじ当たりますように」(^^)v



そして、砂地には子ネコちゃん!
2013-2-17子ネコちゃん@IOP byがっきーさん 画像提供:がっきーさん
15cmくらいの超カワイイサイズでした。


2013-2-17子猫とダイバー こうやって見るとどんだけ小さいかわかりますね。




クエ穴の上にずっと観察出来ているオオモンカエルアンコウ
2013-2-17オオモンカエルアンコウ@IOP byがっきーさん 画像提供:がっきーさん
このクリーム色、色合いがなかなか難しいのにお見事です。



こちらは、イロカエルアンコウ
2013-2-17イロカエルアンコウ@IOP
握りこぶし大の大きな子です。
「あ、見つかっちゃった」って感じの表情がなんとも言えません。


そして、オクリダシにもイロカエルアンコウ
2013-2-17イロカエルアンコウ極小@IOP
 1.5cmくらいの極小サイズ。超カワイイ♪


他にもコブダイの親子(?)、ビシャモンエビ、イボイソバナガニ、ガラスハゼ、
ホウボウ、オルトマンワラエビ、トラフケボリ、コロダイ、サクラダイ、スズメダイの群れなど
沢山の生物も観察でき、水温も上がって寒くなく、ホントお世辞抜きでイイ海でした♪

ポイント:伊豆海洋公園(IOP)
透明度:20~30m
水温:14~16℃





深イイ海@八幡野

天気予報どおりに雨が降るなら、その前に潜ろうと午前中に1本潜ってきました。
目下の一番人気は、やっぱりエビの女王様『バルスイバラモエビ
今日も大きなタンクを担いで潜っているダイバーが多かったです。

バルスに出来ている人だかりを横目に私は、この子を撮影してきました。
やはり深いところにあるスナイソギンチャクに生息しているハクセンアカホシカクレエビ。
ちなみに右側は、普通のアカホシカクレエビです。

2013-2-15ハクセンアカホシカクレエビ@八幡野  アカホシカクレエビ
(画像をクリックすると大きな画像でご覧頂けます)

違い分かりますか?
ハクセンは全体的に透明感があって、上半身に白いベルトを巻いてる感じですね。

他にも大きなマトウダイもいたとか・・・。
水温が低いこの時期、深い方からいろんな生物が上がってきていい海となってます。
くれぐれも残圧チェックとダイブコンピューターの限界を超えないようにお楽しみ下さい。

水温:13~14℃
透明度:8~15m


八幡野日和

今日は北東の風。漁師さんや伊豆の人は「ナライ」と呼びます。
ナライということは、八幡野は風裏になって穏やか。
そんな八幡野日和な今日はマンツーマンでのんびりと潜ってきました。

そして、ようやく女王様の登場です!
2013-2-12バルスbyアオヤガラさん画像提供:アオヤガラさん
体長5ミリ程度の小さなバルスイバラモエビ。
やっぱりカワイイですねぇ。ピンクのイソギンチャクがまた素敵♪ 
いい写真を撮りに粘りたくなりますが、水深は30mと深めなので、
残圧と減圧不要限界は要チェックです。

他にも、ゼブラガニ、イソコンペイトウガニ、アカホシカクレエビ、イロカエルアンコウ、
ベニカエルアンコウ、ハナミドリガイ、ニシキウミウシ、キンギョハナダイの群れ、
クマノミの赤ちゃん、などを観察して来ました。

水温:13℃
透明度:10~12m

大室山焦げました

国指定の天然記念物の大室山。
約4000年前の噴火によって出来たスコリア丘という美しいプリン形は、
毎年行われる山焼きによって保たれています。

ここ数年、積雪のため延期になったりすることが多かった山焼きですが、
今年は予定通り本日行われました。


青空の下の大室山
2013-2-10大室山 


だんだんとアチコチから煙がモクモクと・・・
2013-2-10点火   2013-2-10燃えてます  

 
丸焦げとなりました。
2013-2-10焦げました

左ヒラメ右カレイ

こんにちは。伊豆高原の道路の混雑状態を見ると、さすが三連休。
河津桜祭りもスタートしたので(開花はまだですが)南下する車で国道が混雑しています。

去年の11月以来のダイビングとなるお客様と一緒に八幡野で潜ってきました。
冬の伊豆の海・・・寒そう・・・と尻込みをされていた様子ですが、
「案外寒くないもんですね。」との感想を頂きました。(注、ヤラセではありません)
残念ながら、冬の海らしいスコーンと抜けた透明度とは行きませんでしたが
この季節ならではのシーンを楽しんで頂けたようです。

今日は砂地で大きなヒラメやカレイをよく見かけました。
こちらはメイタガレイ。
2013-2-9メイタガレイbyウサLOVEさん写真提供:ウサLOVEさん

ヒラメとカレイの見分け方は、よく「左ヒラメの右カレイ」といいますが、
寄り目でおちょぼ口がカレイ、離れ目で口角の下がった大きな口がヒラメが私流の見分け方。
今度、それで見分けて見てください。分かりやすいですよ。

他には、ムレハタタテダイ、ベニカエルアンコウ、イロカエルアンコウ、アカホシカクレエビ、
キンギョハナダイ、オルトマンワラエビ、ゼブラガニ、クロホシイシモチの群れ
アオリイカ、浅場にはイトマキヒトデやバフンウニいっぱい・・・

水温:13~14℃
透明度:8~10m

暇をみつけては山へ

実は先日(1/30)、金時山へ登ってきたんです。
箱根の外輪山の中の最高峰、あの金太郎伝説で有名な金時山です。
頂上についたご褒美は、美しい富士山。
2013-1-30金時山


北側の登山道には雪がいっぱいでした。
2013-1-30雪の残る登山道



昨日は伊豆の登尾山へ。明日も山での研修に参加して来ます。
なんでこんなに山にばっかり行ってるかというと、実はこんな資格をとりまして・・・
登山ガイド資格
経験を積もうと必死なんです。(;´∀`)
海に山に、皆さんをご案内出来るように、ガンバリマス!

ウミウシ増えてます

こんにちは。
午前中は晴れているのに雨という変な天気の中、ホームの八幡野で潜ってきました。
透明度も回復し、全体的に10~15mは見えています。

黄色いオオウミウマが行方不明と聞き、付近を捜索してみました。
タツノイトコを探していたら偶然見つけた子だったので、
今日もタツノイトコを探すつもりで狙ってみましたがダメでした。
またひょこり出てきてくれることを期待したいと思います。

やはり、この季節ウミウシが増えてきています。
2013-2-4チゴウミウシ
こちらはチゴミドリガイ。
他にもハナオトメウミウシ、コノハミドリガイ、シロウミウシ、ムカデミノウミウシなど
ウミウシ好きでない私の目にも止まるようになって来ました。

水温:13~14℃
透明度:10~15m

キアンコウやサギフエ狙いで砂地の深い方へ降りてみましたが・・・撃沈。
深く潜ると異様に眠く、つい居眠りをしてしまいました。
気づけば外は激しい雨。さっき洗車しようかと思ったけど、しなくて良かった。

ダンゴウオみ~つけた♪

こんにちは。節分の今日は「熱川イチゴ狩りツアー」へ行ってきました。
熱川・穴切湾の海は、北東の風でパシャパシャしていたので、潜水注意でのオープンでした。

熱川もダンゴウオが多く出現するポイント。
「今年はまだ出ていないんで、見つけて来てくださいね」なんて現地の方に言われてエントリー。
そしたら、本当に見つけちゃいましたぁ~!!

2013-2-3ダンゴウオ@熱川
私、持ってるかも?!苦笑 
2cm位の大きな親ダンゴで、見つけた自分が一番びっくり!

他には、トビエイの赤ちゃんやマツカサウオの赤ちゃん7匹の群れなどを観察して来ました。
1本で満足してしまった私たちは、2本目は高潮の湯でのんびり。
海の目の前の露天風呂、いい湯でした。

2013-2-3温泉

2013-2-3高潮の湯



そして、イチゴをたらふく食べて帰ってきましたぁ。
2013-2-3イチゴの花
あ~お腹いっぱい♪

★熱川ビーチ(穴切湾)
透明度:5~10m
水温:13~14℃
海況:うねりあり 

エンリッチドエアーSPキャンペーン

去年、好評だった『いっぱい潜ろうキャンペーン・その2』を継続することにしました!
エンリッチドエアーダイバーSP のコピー

PADIエンリッチドエアーダイバーSPコース
31,500円⇒26,250円
(講習料、申請料、マニュアル、エンリッチドエアダイビング2ビーチ付)
※潜水ポイント:伊豆海洋公園
期限:2013年3月31日まで

※エンリッチドエアーダイバーSPライセンスお持ちの方は、
通常のダイビングにエンリッチタンク代1ダイブにつき1,050円追加でご利用になれます。

酸素いっぱい、身体に優しいダイビングしませんか?

庶民的なアイドル?

こんにちは。今日から2月に突入ですね。
小の月の中でも一番短い2月は、ボーっとしてるとあっという間に終わっちゃうんですよね。
あ、2月に限ったことではないか・・・(^_^;)
ってことで、有意義に過ごさなきゃと海の中のチェックをしてきました。

ここんとこ、落ちていた透明度も少し回復してきました。
浮遊物はありますが、全体的に10mは見えています。
水温は14℃。今年はキアンコウもたびたび出没しているし、
ぼちぼち、エビの女王様でも登場しないかなぁ・・・と探してきました。

八幡野にはピンク、黄色、深緑、白、茶色のシマシマなど
カラフルなスナイソギンチャクがアチコチにあります。

2013-2-1イソギンチャクモエビ@八幡野

見つかったのは『女王様』のバルスイバラモエビではなく、
同じモエビの仲間でイソギンチャクモエビです。
いつもいるから、庶民的なアイドルってとこでしょうか。
名古屋城の金のチャチホコみたいに尾びれを上げているから、通称シャチホコエビ。
よーく見ると、水玉模様の周りにが紫色で縁取られていてキレイですよ。

他にも、カスザメ、大きなヒラメ、オオウミウマ、ベニカエルアンコウ、ムレハタタテダイ、
アカホシカクレエビ、ゼブラガニ、トラフケボリ、オルトマンワラエビなども観察出来ました。

天気予報は夜から雨の予報。
なのに早々と雲がかかり、今にも雨が降りそうな伊豆高原でした。
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