「一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」と言われる富士山。
はい、私は6度も登る大馬鹿者です ^^;
富士山には登るルートが4つあって、
その2つの富士宮口と御殿場口からの登頂はまだ未経験なんです。
『思い立ったが吉日』と日曜日の夜に五合目付近の駐車場へ。
その頃、辺りは土砂降り。朝起きて雨だったらやめようと仮眠。
翌朝は、快晴の元、目の前にはどーんと富士山が聳え立っていました。
朝一番のバスに乗り、五合目へ。
今回は、五合目の標高が一番高い富士宮口から登ることにしました。
標高差約1300m。
近くを歩くガイドさんが「スカイツリー2個分です」と案内してました。
そういわれると高いんだか、低いんだか・・・
ちょっと登って振り返ると、既に雲の上
このルートは、最短で登頂できるルートですが、それだけに高山病も心配。
1分間18m、ってこれは浮上スピードですが^^;
かなり気をつけてゆっくりゆっくり登りました。
今まで独りで登る時は、「スタスタ」と登っては「ハァハァ」と息を切らして止まり呼吸を整える
ってパターンが多かったので、今回は「息を切らさない」が目標。
で、分かったことは、水中と似てるなぁってこと。
ダイビングでは基本、口だけで呼吸し、ゆっくりと動きますよね。
鼻から吐いてしまう時って、動きすぎて呼吸が乱れてたり、興奮してたり・・・?!
山登るときは、鼻呼吸だけで登るればいいんだって。
口で呼吸したい時(鼻だけの呼吸で苦しい時)は、ペースを落とせばいいんだってね。
これ、のども渇きにくくて良かったです♪
私はこれで自分のペースをつかむことが出来、高山病にならず、
そして結果的にコースタイムより速く、実質4時間30分で山頂到着出来ました。
下山は御殿場口下山道の大砂走り
砂の斜面を駆け下りるのが気持ちいい!
静岡県側(伊豆側から)見た富士山。
中腹にえくぼのようなくぼみがあるのご存知ですよね、宝永火口です。
いつか来てみたかったんですよ、ココ。
砂で出来た宝永山までの稜線。
両サイドは雲でなんだか、月の惑星みたい。
宝永山山頂 2693m
伊豆半島はすっぽり雲に覆われてました。
宝永山から見た富士山山頂。
火口の斜面が迫力でした!
下山は、あっという間の3時間。
日帰りで登れちゃうんですね。ちょっとビックリ。
でも、今日は筋肉痛と戦っています^^;
自分自身のトレーニングと下見も兼ねての富士登山。思いきって行ってよかった~♪
海も山も、やっぱ行かなきゃダメですね。