今年は残暑があまり厳しくなく、いきなり秋が来た感じがします。
富士山の初冠雪も平年より25日も早かったし。
今朝、私のお散歩コースではヒガンバナ(彼岸花)が満開となっていました。
やっぱりヒガンバナも少し早い気がします。

ヒガンバナ、別名「マンジュシャゲ(曼珠沙華)」
マンジュシャゲは、サンスクリット語で赤い花の意味。
なので、白いのはシロバナマンジュシャゲ。
紅白並んできれいに咲いていました。
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いつも突然、花が咲くように感じるのは、花のあとに葉が茂るから。
葉は冬の間に光合成して栄養分を球根にため、春先に枯れてなくなるそう。
葉と花は同時に見ることが出来ないことから、別名「葉見ず花見ず」とも呼ばれています。
他にも、死人花や捨子花、狐の松明、火炎草など不吉な感じの名前が多いのは
お彼岸に咲くことと墓地の近くに植えられていることからでしょう。

ヒガンバナは全体にアルカロイド系の毒を持っていて、特に球根に一番多くの毒が含まれます。
田んぼの土手や墓地の近くに植えられているのは、動物が掘り返さないようにするため。
しかも、玉ねぎのような球根はしっかり毒抜きをすれば食べられるとのこと。
有毒で年貢の対象となっていなかったヒガンバナは、飢饉に備えて植えられた救荒植物。
毒を使って動物を避け、毒を抜いて食料にもする。
生きるためとは言え、先人の知恵というか、昔の方は素晴らしいですね。