雨上がりの今朝の散歩では、葉っぱの上の水滴がとってもキレイでした。
木の上には、こんな鳥を見つけました。
逆光でシルエットになっていますが、真ん中あたりにいます。 わかりますか?
そうです、キツツキ(啄木鳥)。
実は、日本には「キツツキ」という鳥はいないんです。
キツツキ科はあって、10種類のキツツキの仲間が日本に生息しています。
いづれも「アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、クマゲラ・・・」と「ゲラ」とつく名前です。
「ケラ」とは、古語で「キツツキ」のこと。
英語では、ウッドペッカー=木を突く鳥。
英名のキツツキが日本に入ってくる前は、キツツキ科の総称を「ケラツツキ」と呼んでいたそう。
ケラとは、虫けらのけら。
虫をつついて食べるから、ケラツツキ、
それが転じてキツツキという説もあります。
今日観察したのは、コゲラ。スズメより少し大きいくらいのサイズ。
キツツキの中で一番小さく、意外と身近にいるコゲラ。
公園を散歩中に『ギィー、ギィー』と鳴いたり、
木を突く音(ドラミング)が聞こえたら、周りを見渡してみてくださいね。