今日はポカポカな小春日和な陽気となりました。
オーバーホールに出したレギュレーターのチェックで潜ってきました。
今週末から知床の流氷ダイビングなので。


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陸もポカポカでしたが、水温も温かでした。
水温は16℃と、例年に比べて温かい。
そのせいか、まだ南方系の生物たちが頑張っていました。


例年は成人式を過ぎると姿を消してしまう、フリソデエビ。
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昨年の11月に見つけたクマドリカエルアンコウ。
もう3ヶ月も同じところで観察出来ています♪
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この子は最近見つかった、オオモンカエルアンコウ。
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オオモンカエルアンコウは、表面が海綿のように穴がいっぱいで、
思わずスポンジのようにパフパフと握りつぶしたくなるのは私だけでしょうか。


ミツボシクロスズメダイも、多少動きは鈍くなった気がしますが、
イソギンチャクの周りをウロウロしています。
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例年だと13℃台まで下がる水温。
このまま下がらずにこの子達が越冬したりして。
でもそうなると、キアンコウやマトウダイなど深海魚が出現しないかも。
やっぱり冬は冬である程度は水温が下がらないと、生態系も変わって来ちゃいますね。
あんまりにも寒いのも嫌だけど、冬は冬らしく、この時季ならではものを楽しみたいですね。

ということで、明後日から冬らしい場所、知床へ行ってきます。
流氷ダイビングで氷の下へ潜ったり、雪の中でキャンプしたりトレッキングしたり、
厳冬期の知床ならではの貴重な自然の中で過ごす4日間。
今年の流氷はどうなってるんでしょう。今からとっても楽しみにしています。