先週末、海は海でも『青木が原樹海』へ行って来ました。
富士山の麓にある原始の森『青木が原樹海』です。

東海自然歩道地図

青木が原樹海と言えば、言わずと知れた自殺の名所ですよね。
自殺の名所となってしまったのは、松本清張の小説『波の塔』の影響だとか。
山梨県が7年連続自殺者数が全国1位となっているのも、噂によってのこと。
「迷い込んだら出られない」とか「コンパスが効かない」とかいろいろ言われていますが
本当は、苔むした針葉樹の森で、ちょうど屋久島の森を若くした感じ。
樹齢1000年以上の杉がいっぱいある屋久島の森に比べると、
青木が原樹海の中では樹齢300年が一番古い樹なんです。


ギンリョウソウ
こちらは、『ギンリョウソウ』という植物。
別名は、なんと「ユウレイタケ」
薄暗い森の中に生えているからか、真っ白で幽霊みたいからか・・・

鳥のさえずりを聞きながら、苔むした森の中を歩く。
おどろおどろしい噂とは違って、とっても気持ちの良いトレッキングでした。
でも、さすがに私もこの森の中ではあまり写真を撮る気になりませんでした。
夏でも涼しい、肝だめしハイキング?!、今度一緒にいきませう。