今年も行って参りました
厳冬期の知床半島へ。

出発前から気になっていた今年の流氷の状態。
流氷は、遠くロシアのアムール川の水が凍り
それがオホーツク海を南下して知床半島へやって来ます。

海の上に浮いているので、風の影響を多く受け
岸へ寄ったり、沖へ流されたりと毎日表情が違います。

岸へ寄った流氷がそのまま氷ついて、
氷の大地が出来た時には、氷に穴を開けて潜ります。
ワカサギ釣りのイメージですね。

今年は、寒いから完全結氷かと思っていたら、
逆に氷がありすぎ凸凹していて、氷の上へアクセスが出来ず
(通常はソリに乗せて、器材搬入をします)
ウトロ港の中で潜ることとなりました。




天気に恵まれ、白銀の世界がまぶし~い

いつもより着込んだドライがパツンパツン…










明かりとりの三角計のホール

ホールから差し込んだ光がキレイ。



そして流氷の下といえば・・・いました!
流氷のアイドル『クリオネ』ちゃん。






優雅に漂うキタユウレイクラゲ




気温:-8℃
水温:-1℃
透明度:10m


たった15分の潜水時間だけれど
流氷の下という特殊環境の海の中を楽しんで来ました。

まだ潜ったことのないダイバーの皆さん、
是非一度、お試しあれ